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住宅診断知識として「床下地盤のひび割れ」

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<住宅診断知識として「床下地盤のひび割れ」>についてお話をします。

今日は

床下地盤のひび割れのお話をします。

ここのブログに於いては

床下地盤のひび割れの定義を

ベタ基礎とか土間コンクリート打ちをしていない

地盤の場合のひび割れを「地割れ」とします。

下記写真①は

布基礎で地盤には

防湿シート敷などの防湿措置は有りません。

その地盤に5.0㎜の地割れが発生しています。

この地割れの延長線上の基礎立上りには

1.80㎜~2.00㎜のひび割れが確認されています。

 

【写真①】

 

上記の地割れの場合の原因は

地震と隣地境界線が低い法面です。

 

下記写真②は

布基礎プラス防水土間コンクリート打ちの基礎です。

鉄筋で

基礎立上りと防水土間コンクリートは

接続をしていないと考えられます。

また

防水土間コンには

メッシュ筋も入っていないか

入っていてもかぶり厚が取れていない為に

最大幅15㎜のひび割れが入ったと考えられます。

 

【写真②】

 

上記の場合の原因は

隣の低い敷地に分譲マンションを建設する為に

この建物の境界側に鋼矢板を打ち込んだ振動が

大きな原因と考えられます。

 

下記写真③は

上記写真②と同じ基礎構造です。

この建物の場合のひび割れの原因は

3m近くの低い法面と地震です。

 

【写真③】

 

上記の建物は

床・壁の傾斜が完全に

低い法面へ傾いていて

明らかな不同沈下です。

基礎及び外壁のひび割れも

延長線上に

かぱーっと開いていました。

 

下記写真④は

新築分譲住宅のベタ基礎面のひび割れです。

ひび割れ幅が最大で0.30㎜でした。

ベタ基礎の場合は

上記の3例とは違い

鉄筋がキチンと入っているので

大きなひび割れになる可能性は

ほぼ無いと考えます。

 

【写真④】

 

上記写真のひび割れの原因は

①ベースコンクリートを打った後の養生が悪かったか?

 気温が高かった場合は

 急激にコンクリートが乾燥するので

 ひび割れが入り易くなります。

または

②コンクリートの打設時の転圧が悪かったかので

 時間の経過と共にコンクリートが沈下して

 鉄筋が入っていない部分が

 下がった事によるひび割れなのか?

のどちらかと考えられます。

地盤沈下などが原因によるひび割れとは違い

このひび割れの

処理(補修)をすれば良いと考えます。

今日の纏めとして

床下地盤のひび割れは

床下に入っての検査をしなければ

発見しにくい不具合事象と考えますので

是非

住宅を契約する前には

中古住宅も新築分譲住宅も

床下・小屋裏に入っての検査を含む

「住宅診断」を実施しませんか?

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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