Y&Y住宅検査
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「住宅診断」の心得③として

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<「住宅診断」の心得③として>についてお話をします。

今日は

前回の続きで

新しくホームインスペクターの資格を取得した方の為に

中古住宅の「住宅診断」を実施する時の

重要なポイントをお話します。

中古住宅を購入しようと考えている方も

「住宅診断」を依頼するインスペクター探しに

お役に立つと思いますので参考にしてみて下さいね!

 

では本題に入ります。

Y&Y住宅検査が

今迄の「住宅診断」の経験上から

中古住宅を購入した後に

購入された方が

一番後悔する不適合事象は「床の傾斜」と考えています。

つまり

「不同沈下」です。

では

それは何故かを

実際に有った事例をあげて説明しますね!

最初のキッカケは

電話相談で床が傾いている様なので

検査してもらえないかと

深刻そうではなく淡々とお話をされていました。

購入までの経緯を聞いて見ると

個人間売買契約で

今で言う「契約不適合責任免責」で契約されていたので

どうにもならないと言われました。

なので

この床の傾斜がどの程度なのかを見て欲しいので

電話相談をしたとの事でした。

 

日時を決めて

現地に行って見ると

案の定

低い法面に隣接して建てられていて

建物を一周しただけで

基礎に激しいひび割れが入っていました。

実際に

床の傾斜を計測してみると

台所だけが

床の中央から極端に傾斜が付いていて

傾いている境界線上の法面側に有るのは

廻り階段とリフォームされている

ユニットバスだったので

1階のその他の床の傾斜は

法面側に傾いていましたが

6/1000を超える迄は無かったです。

2階も

6帖2部屋だったのですが

洋室6帖の部屋の床の傾斜が

6/1000を超えていました。

 

報告書を持って説明に行った時に

床の傾斜を直す方法を聞かれたので

基礎からジャッキアップする方法と

土台から上を基礎から離して床を水平にする方法を

説明させて頂きました。

費用的な事を聞かれたので

以前実際にジャッキアップした時の金額を

お話しましたが

そんなにお金は出せないと言われて・・・・。

その後は

どの様にされたかの連絡は頂いていません。

 

もしもの仮定のお話ですが

契約前に住宅診断を実施していれば

ジャッキアップなどの予算を考えた場合は

おそらく

この住宅は購入されていなかったと思います。

ご依頼者様の夫婦揃って肩を落とした時の状況は

今でも忘れられません。

何故

ご夫婦が

「泣き寝入り」してしまったのか・・・・

それは

「不同沈下」を補修する為の工事金額が高額だったからです。

どうですか?

購入された方が

一番後悔する不適合事象は「床の傾斜」という事が

分かりましたか?

補修費が高額なのです!

中古住宅を検討している方は

契約する前に「住宅診断」を実施する事が

大切という事がお分かりになったでしょうか?

 

実際には

Y&Y住宅検査が重要視している

床の傾斜以外にも

床下のシロアリ被害とか

雨漏りなどが有ります。

しかし

床下のシロアリに関しては

売主が事前に調査を入れて

重要事項説明時に説明する事が多いですが

説明が無ければ確認する事が出来ます。

また

雨漏りに関しては

既存住宅瑕疵保険に加入すれば

ある程度保証されます。

しかし

「床の傾斜」に関しては

中古住宅の建物の場合は

既存住宅瑕疵保険に加入出来たとしても

「不同沈下」に関しては免責事項です。

「床の傾斜」に関しては

保険が降りる場合が有りますが

床が傾斜した事を

証明する事が出来ないと保険は降りません。

床の傾斜計測が重要な事が

お分かりになりましたでしょうか?

 

今日の纏めとして

中古住宅の購入を考えている方へ

「床の傾斜」に関しては

例え

既存住宅瑕疵保険に加入出来たとしても

構造(床の傾斜)の被害の場合は

床の傾斜が6/1000以上有ったからと言って

床の傾斜による二次的な被害が無ければ

保険は降りないと考えていた方が良いです!

期待外れになって

「泣き寝入りに」になりますので気を付けて下さいね!

という事で

ホームインスぺクションを実施する時には

「考え方その三」として

床の傾斜計測には十分に気を使い

6帖の床の傾斜計測点は9か所を基本として

建物全体の傾斜傾向を確認しましょう!

という事で

次回は「考え方その四」としてをお話します。

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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