Y&Y住宅検査
対象エリア:広島・岡山・山口

082-208-0128お問い合わせ

〒730-0806 広島県広島市中区西十日市町6番8号 横堀ALLEY102
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

グラスウール断熱材のカビ?として

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<グラスウール断熱材のカビ?として>についてお話をします。

中古住宅の購入を考えている方は

このブログは必読ですよ!

 

このブログに

何回か書いていますが

床下の断熱欠損(すき間)の手直し項目を

報告書に記載する理由として

床下断熱材のすき間が原因で

すき間部分に結露が発生

その結露が原因で「カビ」が発生し

その「カビ」が部屋内へ知らず知らずの内に侵入して

健康被害をもたらす可能性が有ると書いています。

また

以前の「住宅診断」の報告書の

下記写真②、③の説明では

床下断熱材に結露が発生し

「カビ」が発生しています。と書いています。

今回たまたまSNSで

グラスウール断熱材の黒い変色の正体は

「カビ」ではなく「ホコリ」とか「浮遊粒子状物質」

書いている記事が目に止まったので

何?となったので

今日のブログでお話をしてみます。

 

最初に

日経ホームビルダー2019年8月号の記事についてのお話です。

グラスウール断熱材に

下記写真①の様に黒く変色しているのは何か?

に対しての新事実として

「黒い変色の正体は、大気中の汚染物質や土壌成分を含む浮遊粒子状物質(SPM)が主だった。」

という調査結果が明らかになりました。

この調査を行ったのは

宮城学院女子大学の本間義教授です。

と書いています。

 

【写真①(日経ホームビルダーから借用】

 

この日経ホームビルダーを購読している方?は

この黒い変色の正体は「カビ」ではなく「ホコリ」とか「浮遊粒子状物質」

事有る毎にSNS等で発信している様に思われます。

しかし

この記事の内容をよく読んでみると

この時の断熱材の状態は

気密性能がいずれも低く、透湿防水シートが施されていなかったので

外気の浮遊物質が躯体などの隙間から壁内に浸入しやすくなり

断熱材に付着したと考えられる。

また

カビの培養分析では

対象住宅の断熱材の黒ずんだ部分を39サンプル採取し

22サンプルではカビは培養できなかった。

ただし

培養できた17サンプルから検出した黒っぽい「カビ」は2種類だった。

最後に

本間教授は、「これらのカビが断熱材を広範囲に黒く変色させたとは考えにくい」

とみている。

と書かれています。

この内容から

何故

この黒い変色の正体「カビ」ではなく「ホコリ」とか「浮遊粒子状物質』

となるのでしょうか?

 

ここから本題に入ります。

下記文章

この黒い変色の正体「カビ」ではなく「ホコリ」とか「浮遊粒子状物質」

に対しての反論として

反論①

本間教授は、「これらのカビが断熱材を広範囲に黒く変色させたとは考えにくい」

と書いているだけで原因は「カビ」ではないとは言い切っていない。

反論②

39のサンプル中17サンプルには「カビ」が存在していた。

と書いているにも拘らず

「カビ」ではないと言い切れるのか?

記事の内容から

この二つが反論出来ますね!

 

下記写真②、③は

実際に実施した「住宅診断」での

床下のグラスウール断熱材の写真です。

どちらも防湿シートに入っていますが

グラスウールが黒く変色しています。

日経ホームビルダーの記事には

「この時の断熱材の状態は

気密性能がいずれも低く、透湿防水シートが施されていなかったので

外気の浮遊物質が躯体などの隙間から壁内に浸入しやすくなり

断熱材に付着したと考えられる。」

と書いていますが

下記写真②、③のグラスウール断熱材は

防湿シートに入っていても黒く変色しています。

つまり

日経ホームビルダーの記事から考えると

これもやはり

外気の浮遊物質が断熱材に付着した事になるのでしょうか?

②と③の写真を見れば

外気の浮遊物質よりも

断熱材に結露が発生して「カビ」が発生したと言った方が

説明し易いと考えますが・・・・。

皆さんは

どう思われますか?

 

【写真②】

 

【写真③】

 

下記資料は

SNSの記事ですが

「断熱オヤジの独り言」からの転用させて頂いた記事です。

この記事によると

2種類の「カビ」が原因での呼吸器系統の疾患と書いています。

この記事の写真を見ると

黒く変色しているのは

「カビ」という事になりますね!

日経ホームビルダーの記事にも

2種類「カビ」を検出している事が書いていますので

つまり(たまたまか?)

この2種類「カビ」が部屋内に侵入した場合は

健康被害が出る可能性が有ると考えるのは

大袈裟では無いと考えます!

皆さんは

どの様に考えますか?

 

【資料①】

 

という事で

今日の纏めとして

『この黒い変色の正体「カビ」ではなく「ホコリ」とか「浮遊粒子状物質」

ではなくて

「カビ」または「浮遊粒子状物質」の方がより正解なのでは?

 

Y&Y住宅検査の場合は

住宅に住む方達の健康被害の観点から

注意喚起の意味も込めて

「カビ」で統一します!

 

今日のお話は、参考になりましたでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊

「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊