Y&Y住宅検査
対象エリア:広島・岡山・山口

082-208-0128お問い合わせ

〒730-0806 広島県広島市中区西十日市町6番8号 横堀ALLEY102
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

基礎の鉄筋かぶり厚さが心配?

「住宅診断」を数多く実施して

不適合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない様に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<基礎の鉄筋かぶり厚さが心配?>についてお話をします。

「基礎の鉄筋かぶり厚さ」

「キーワード」とか「キーフレーズ」でよく検索されています。

SNS等で検索してみると

ある記事に

鉄筋のかぶり厚さが1cm足らなかったので

工事をやり直させたと言う記事などを目にすれば

自分の家はどうなのか?って不安になると思います。

という事で

今日のお話は

今から購入する新築分譲住宅の基礎の

鉄筋かぶり厚さは大丈夫なのか?

または

注文住宅を建てている方で

インスペクターに

鉄筋検査を依頼していなかったので

後から不安になっている方の為に

お話をします。

 

最初に

鉄筋コンクリートの劣化とは

コンクリートは当初はアルカリ性という事は知っていると思います。

コンクリートは

空気中の炭酸ガスを吸収して中性化して行きます。

一般的に良く使用されるお話として

年に0.5㎜ずつ中性化する言われています。

コンクリートが中性化しても

コンクリート自身の強度が弱まるのではなく

空気や水が浸透し易くなる事で

鉄筋が劣化(サビの発生)するのです。

鉄筋がサビた場合は体積が膨張し約2.5倍になり

コンクリートにひび割れが入り

またはコンクリートが爆裂してしまいます。

木造住宅の基礎立上り部分の

鉄筋かぶり厚さが40㎜ですので

この計算で行けば

80年で鉄筋に中性化が到達し

そこから鉄筋が酸化してサビる事になると言う事です。

この0.5㎜ / 年の中性化の根拠は分かりませんが

大きな間違いでは無いと考えます。

ここで

鉄筋コンクリート造の耐用年数が47年と聞く事は有りませんか?

だから80年はおかしいと言われる方もいます。

この耐用年数47年とは

建物の減価償却の計算に使用される年数で

正式には

法定耐用年数と言います。

つまり

鉄筋コンクリートの寿命とは違います。

因みに

47年と言うのは

鉄筋コンクリート造の住宅用の耐用年数で

事務所用で有れば50年です。

話が反れましたので戻します。

 

ここから本題に入ります。

住宅の基礎のかぶり厚さは

建築基準法の施行令第79条に規定が決められています。

下記資料①は

JASSのかぶり厚さの資料です。

 

【資料①】

 

上記資料①にも記載されていますが

建築基準法施行令第79条に記載している

鉄筋かぶり厚さの

規定は遵守しなければなりません。

インスペクターに

基礎鉄筋検査を依頼していなければ

少し心配ですよね! ☜ それほど心配は無いと考えます!

では

鉄筋の配筋やかぶり厚さの検査は

誰が検査をしているのでしょうか?

一般的な木造住宅等の場合は

住宅瑕疵保険を付保しますので

住宅瑕疵保険法人の検査員が

必ず

基礎の鉄筋配筋検査を実施しているはずです。

住宅瑕疵保険法人の

検査員が検査しますので

人為的ミスが無いとは言い切れませんが

今迄の検査員の検査内容を見れば

cm単位でのかぶり厚さ違いを見逃す事は

無いと考えています。

基礎配筋全部をチェックする事が

出来ない事に対しても

瑕疵保険を付保する事になります。

これが住宅瑕疵保険の検査なのです。

何が言いたいのかと言うと

インスペクターに依頼しても

ほぼ同じ結果になり

重箱の隅をつつく様に

1㎝未満の㎜単位の事を

チェックするだけになると考えています。

それよりも

1㎝未満の㎜単位の範囲の事だけで有れば

コンクリートの中性化を速まらせる原因の一つ

建物の不同沈下などによる

ひび割れ等の不具合が起きるかどうかのチェックを

依頼された方が良いと考えます。

何故ならば

ひび割れ部分から侵入した空気(湿気)が

鉄筋に接する事でサビが発生し

鉄筋コンクリートの劣化原因になるからです。

それでも

鉄筋のかぶり厚さが心配で有れば

対応策として

基礎表面にコンクリートの中性化を遅らせる為の

塗装を施せば安心かと考えます。

建物が完成していても施工が出来ますので

工事を後戻りさせる必要は有りません。

例えば

下記写真①の様な

菊水化学工業の「基礎ガード」などがお勧めです!

 

【写真①】

 

今日の纏めとして

「基礎の鉄筋かぶり厚さ」が

「キーワード」とか「キーフレーズ」でよく検索されています。

これは何を物語っているかと言えば

建物の工事の中で

基礎工事の配筋・かぶり厚さが

大変重要だと考えている方が多いのかな?

基礎工事は重要だという事は間違いないですが

基礎配筋検査(鉄筋かぶり厚さ)は

構造計算で基礎配筋を決めている建物以外は

住宅瑕疵保険の検査員にお任せするとして

それよりも

誰も検査をしない工程で

それでもって

住宅にとって重要な

「断熱材充填検査」と「外部防水下地検査」

に重点を置かれた方が良いと考えます。

 

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊

「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊