Y&Y設計事務所
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「住宅診断」には先入観は禁物ですね!

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<「住宅診断」には先入観は禁物ですね!>についてお話をします。

今日のお話は

以前の「住宅診断」時の写真を

見直して気が付いたお話をします。

 

今回は

反省も込めてお話をしてみます。

 

下記写真①を見て下さい。

ユニットバス下の

基礎断熱材欠損の写真です。

 

【写真①】

 

この床下に入った経緯は

電話相談から

床が傾いているかどうかを

確認して欲しいから始まったのですが

 

最初に

見に行った時には

ユニットバス下の人通口の断熱材が

発泡ウレタンで処理されていたので

開けて見る事が出来なかったのです。

 

なので

依頼者の方から工務店に連絡を取って頂いて

取り外して貰ったのです。

 

その後に

床下に入って基礎の土間に

ひび割れが入っているかどうかをチェックする為に

ユニットバスの下に入ったのですが

 

そしたらビックリ!

上記写真①の様に

断熱基礎断熱欠損をしているでは有りませんか!

 

もう唖然としてしまい

そちらの方に目が向いてしまいました。

 

因みに

断熱材欠損の他に

不具合が有ると思いますか?

 

ユニットバスを固定している足元が寸切ボルトの先を

コーキングで固定しているだけですが

 

良く見てみると

その寸切りボルトが斜めに傾いています。

 

よく考えて見ると ☜ よく考えなくても

 

ユニットバスの足元の寸切りボルト

今回の場合は少し長過ぎの様に思われます。

 

多分

コンクリートブロックを設置していれば

丁度良い高さなのかな?

 

例え

唖然とする様な基礎断熱欠損が有ったとしても

この寸切りボルトに気が付かなかった事は

深く反省しています。

 

下記写真②の場合は

排水管パイプの継手部分が

逆になっている事に気が付いていなかった事です。

 

【写真②】

 

床下から出ている青いパイプ?が

継手よりも管径が大きいとは思いもよらなかったですね!

 

先入観で

瞬時に判断してしまったのだと思います。

 

この事は

不具合事象になるかどうか?

不具合事象にならなかったとしても

報告書には記載すべき事と考えます。

 

今後は

先入観を入れない様にチェックして行きます。 ☜ 反省!

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これでお終いにします。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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