Y&Y設計事務所
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喉元過ぎれば熱さ「住宅診断」を忘れる?

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<喉元過ぎれば熱さ「住宅診断」を忘れる?>についてお話をします。

今日のお話は

今迄「住宅診断」実施して来て思う事をお話します。

 

「住宅診断」を始めてから7年以上過ぎました。

 

既存住宅「住宅診断」の場合

2013年に

「既存住宅インスペクション・ガイドライン」が公表され

 

宅建業法一部改正に伴う

インスペクション業者の斡旋義務化

2015年に施行される前後迄は

 

売主側の不動産業者や仲介業者は

インスペクションを実施しないと既存住宅は売れなくなる?

 

って右往左往しながらインスペクションの情報に

アンテナを張っていたと思います。

 

それが

インスペクション自体が義務化ではなくなり

 

ただ単に

インスペクションとはどの様なもので

もしインスペクションをご希望なら

インスペクション業者を斡旋しますよ!

 

と言う内容が

媒介契約時に説明する事が義務化になっただけで

重要事項説明書の中の項目にチェックを入れて終わり。

 

上記の事を実施すれば

宅建業法違反にならない事が分かってしまったので

インスペクション業者斡旋のところを

仲介業者はサラリと簡単に説明して終わりにします!

 

なので

不勉強な買主側は

後から「インスペクション」って何?ってな具合です。

 

購入後に欠陥などの問題が出た場合

もし

「契約不適合責任の免責」で契約されていたら

誰も何も保証しては貰えません。

 

この様にならない様に責任期間

最低でも3か月間(通り相場)は付けてから契約をしましょうね!

 

その間に

「住宅診断」などのインスペクションで

シッカリ調査しましょう!

 

既存住宅で思う事は

買主側がシッカリと

インスペクションの事を勉強していなければ

 

仲介業者から

さらりとインスペクション業者斡旋などの説明を

受ける事は間違いないでしょうから

聞き逃さない様に注意して下さいね!

 

では

新築分譲住宅の場合はどうなのか?

 

新築分譲住宅等の新築住宅に関しては

「既存住宅インスペクション・ガイドライン」

と言う様な決まりが有りませんので

 

各インスペクター独自で

チェック項目を作成して

新築分譲住宅のインスペクションを実施しています。

 

一般的には

既存住宅用の「建物状況調査」のチェック内容が同じで

 

ただ単に

引渡し時の施主検査に同行して建物の表面的な

キズ等の有無をチェックするくらいで終わりです。

 

Y&Y住宅検査が実施している様な

検査項目をシッカリと検査して

泣き寝入りしない様にして下さいね!

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これでお終いにします。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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