Y&Y設計事務所
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床下浸水対策として!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<床下浸水対策として!>についてお話をします。

今日のお話は

前回の続きとして

自然災害に対する考えられる対策を

簡単な例でお話をしてみます。

 

もし

「ハザードマップポータルサイト」でチェックして見て

 

その土地の浸水高さが最大0.5mだったとします。

 

一般的な木造住宅で有れば

床下浸水は確実で

場所によっては床上浸水も考えられます。

 

この様に

最大浸水深さが0.5mであれば

対策として考えられる事は

 

例えば

基礎高さを1.0mにすれば

床上浸水が免れると考えませんか?

 

基礎工事の時に

ベースと立上りを2回に分けて

コンクリートを打つのではなくて

 

ベースと立上り部を

一度にコンクリートを打つ工法にすれば

 

コンクリートの打ち継ぎから

床下に土砂が入らないのではないでしょうか?

 

費用が掛かりますが

基礎高差を1.0mにする事と

コンクリートを一度に打ち込む工法にして置けば

 

0.5mの浸水が実際に発生した事を考えれば

安いのではないでしょうか?

 

もし

上記の対策を実施するのであれば

もう一つ考えて貰いたいのが

 

給湯機の設置高さや

エアコンの室外機の高さも考慮すれば

 

凄く安心では無いでしょうか?

 

今日の纏めとして

床下浸水被害を減少させる為には

 

予想浸水深さが比較的低い場合は

上記内容の様な対策を実施する事が対応できます。

 

出来る事であれば

予想浸水深さが0.5m迄と決めてから

土地探し・家探しをする事をお勧めします。

 

浸水被害以外にも

色々な自然災害が有りますので

このブログに順次アップして行きます。

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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