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サッシ窓台に先張り防水シート施工は必須?

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<サッシ窓台に先張り防水シート施工は必須?>についてお話をします。

今日のお話は

サッシ廻りの防水処理のお話をします。

 

注文住宅を考えている方は

このブログを読んで参考にしてみて下さいね!

 

注文住宅の

瑕疵保険検査に行くと

サッシ開口部の窓台に

先張り防水シートが張られている事が多くなってきました。

 

以前のブログにも

成形品の先張り防水シートのお話をしましたが

 

今回は

普通の先張り防水シートのお話をします。

 

最初に下記写真①を見て下さい。

約20年前の

LIXIL(当時はトステム)の施工資料に載っていた

施工方法なので間違いではないのですが・・・・。

 

【写真①】

 

上記写真①は

間違いでは有りませんが

 

最近では

伸びる(ストレッチ)防水テープが有りますので

それを採用した方が良いと思います。

 

それが

下記資料①の

上側に有る先貼り防水シートの例です。

 

因みに

下側の例は既製品を使用した例です。

 

【資料①】

 

上記資料①の次の施工で

サッシを取付けた後の

 

今度は

サッシ廻りの両面防水テープの張り方を説明した資料が

下記資料②の上側になります。

 

【資料②】

 

上記資料②の下側の様に

先張り防水シート両面防水シート

組み合わせを間違わなければ

サッシ廻りからの雨水浸入は防ぐ事が出来ます。

 

先張り防水シートの施工は

フラット35の木造住宅工事仕様書には

上記資料①の

「窓台用と柱部用の先張り防水シート」の例が紹介されていますが

この施工が必須とはなっていません。

 

瑕疵保険の設計施工基準には

上記資料①の3つの施工方法と

両面防水テープのみの施工方法の内

どれかを採用する様に記載されています。

 

今日の纏めとして

先張り防水シートの施工は

上記資料①の3つの施工方法の内

どれかを採用しませんか?

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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