Y&Y設計事務所
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床下漏気調査を実施して身体に優しい住宅に!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<床下漏気調査を実施して身体に優しい住宅に!>についてお話をします。

今日のお話は

「床下漏気調査」を実施する事が

何故必要なのか?についてのお話をします。

 

最初に下記資料①を見て下さい!

2050年の脱炭素社会の実現を目指す事を宣言した後の

 

新築住宅に対する

脱炭素の実現に向けた取り組みの基本的な流れになるのかな?

 

【資料①】

 

上記資料①を見て

何か気が付きませんか?

 

断熱性能(温熱性能)は決められていますが

気密性能の基準は決められていません!

 

既に今でも

高断熱・高気密住宅を施工している一部の工務店では

 

上記資料①に記載している

「HEAT20 G3」つまりUA値0.26が当たり前!

 

その住宅では

国土交通省などから決められなくても

気密性能C値0.2とか0.3は当たり前の住宅を施工しています。

 

何が言いたいかと言うと

高断熱・高気密住宅を考えていない

一般の工務店や分譲住宅を建てている工務店は

 

国土交通省から言われる

断熱性能(温熱性能)の住宅を施工するだけで

 

施工能力が

既にパンク寸前の状態なのです。

 

その工務店に対して

国土交通省が気密性能云々を言ったところで

クリア出来ないのが分かっているので

 

今のところは

気密性能C値の基準を決めていないだけと考えています。

 

この様な状況で建てられている

新築分譲住宅においては

床下の断熱・気密の工事ができている訳が有りません。

 

つまり

新築分譲住宅が

冬季になると1階の足元が冷える原因

断熱材の施工がキチンと施工されていないのです。

 

下記写真①、②が

その例(断熱欠損)がハッキリと分かる写真で

このブログにも良く登場する写真です。

 

【写真①】

 

【写真②】

 

上記写真①、②は

「住宅診断」を実施した時の不具合事象として

報告書に記載した事例ですが

 

売主側又は工務店側は

上記写真①、②不具合事象

建築基準法違反ではないと言って

直さないと言われる事が殆どです。

 

つまり

買主側も

建築基準法違反ではないのであれば

仕方がないと考えてしまい

 

補修してもらえないまま

引渡しを受ける事が殆どなのです。

 

良く言われるのが

買主が

この新築分譲住宅に引っ越して気が付く事は

冬の季節はとても冷たい(寒い)と言う実感から

 

一戸建てを購入した事に

後悔が少しずつ積もって行きます。

 

まぁ

新築分譲住宅の場合は

そんなに温熱性能(断熱性能)は高くないので

 

今迄

マンションの中部屋で生活していた時よりも

格段と断熱性能は落ちるので仕方が有りません。

 

ここで

Y&Y設計事務所としてのご提案として

 

弊社が「床下漏気調査」を実施して

床下からの外気が室内に入る箇所を見つけますので

 

その箇所を

お施主様自らの手で

外気が室内に入らない様にリカバリー補修をしませんか?

と言うご提案です。

 

前回のブログでアップした

フォグマシーンを利用した「床下漏気調査」を実施すれば

漏気箇所が分かります。

 

世の中の新しい住宅は

2050年の脱炭素社会に向けた住宅仕様になって行きますので

 

せめて

自宅の床下からの漏気を止める事が出来れば

光熱費の事を考えても

リカバリー補修は必要と考えます!

 

それでなくても

今はどんどん光熱費が爆上がりしていますから

一日でも早く実施されたら良いと思いますよ!

 

今日の纏めとして

新築分譲住宅又は築浅住宅を購入されたかたが

このブログを読まれて賛同して頂ければ

 

是非

ご連絡を携帯電話又はメールして下さいね!

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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