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新築の防水検査で指摘する不具合として!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<新築の防水検査で指摘する不具合として!>についてお話をします。

今日のお話は

サッシ開口の

「先張り防水シート」についてのお話です。

 

新築住宅の

毎度毎度の防水検査にて思う事は

 

サッシ開口部分の

「先張り防水シート」の施工方法を

理解して施工されている工務店と

 

意味も分からずに

施工している工務店がいます。

 

下記資料①は

まもりすまい保険

設計施工要領からの引用です。

 

ここには

代表的な3種類の施工方法が書かれています。

■一般的な先張り防水シートの例

■窓台用と柱部用の先張り防水シートの例

■防水役物を用いた例

 

【資料①】

 

上記資料①の

■一般的な先張り防水シートの例

下記写真①になります。

 

【写真①】

 

何故

ここで取り上げたのか?

 

「先張り防水シート」の施工方法を

理解して施工されている工務店が

大変少ないと感じたからです!

 

一番多い不具合としては

上記資料①の

■一般的な先張り防水シートの例で言えば

柱と窓台部分の

取合い防水テープが貼られていません。

 

防水検査の時には

既にサッシを取付けているので

 

■窓台用と柱部用の先張り防水シートの例

柱用の先張りが有る場合は

防水テープが見えない場合が有ります。

 

この様な時は

検査立会の現場監督に確認して

防水テープの有無を確認しています。

 

個人的に言えば

JIO保険

水返しが有る設計施工要領の納め方が

手間は掛かると思うけど安心と思います。

 

もし

工事中の現場を見に行く事が有った場合は

 

是非

サッシ廻りの防水テープがどうなっているか?

確認して見て下さいね!

 

 

今日の纏めとして

新築工事中の手抜き工事等で

防水テープを貼っていなかった場合で

 

もし

その個所から

雨漏り事故になった場合はどうなるのか?

 

ある

瑕疵保険検査法人では

保険は通常通りに降りるとの事!

 

ただし

瑕疵保険期間が過ぎた場合は

当たり前だけど降りません。

 

実際のところ

瑕疵保険通常通り降りるから

 

工務店は

キチンとした施工をしないのでしょうね!

 

注文住宅を建てられる方は

「泣き寝入り」しない為にも

 

工務店にお任せでは無く

前もって確認しておきましょう!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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