Y&Y設計事務所
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光熱費を抑える為にも総2階バルコニー無し!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<光熱費を抑える為にも総2階バルコニー無し!>についてお話をします。

今日のお話は

総2階でバルコニー無しのプランのお話です。

 

Y&Y設計事務所の

プラン作成時の基本的な考え方は

①耐力壁及び柱の直下率を

 耐力壁は50%以上 柱は60%以上

 

②敷地の状況にもよりますが

 太陽光発電設備の設置を考えた屋根面

 

③洗濯干し用のバルコニーを作らない代わりに

 ドライルームを配置

 

④南面の開口部は大きく

 それ以外は必要最低限の大きさ

 

以上4項目を心掛けています。

 

しかし

分譲住宅の場合は

売主側の考え方にバルコニーを

付けて欲しいという要望が多いですね!

 

最終的には

依頼者の要望を叶えなたプランになります。

 

初めての依頼が有った場合は

上記4項目を考えたプランを作成します。

 

下記図面の敷地状況は

東面道路の団地で

北側及び南側の敷地の

建物の配置として

 

敷地の北側に

縦列で駐車スペースを取っていますので

 

このプランも

同じ様に北側に

縦列の駐車スペースを取った

プランにしました。

 

下記パース図①の様に

バルコニーは無しのプランで

太陽光発電6kW位

搭載できる様に考えています。

 

【パース図①】

 

下記資料①は

耐力壁と柱の直下率計算をしている資料です。

 

目標の

耐力壁50%以上に対して 61.54%

柱60%以上に対して 65.12%

何とかクリアしています。

 

【資料①】

 

もし

建物の南面が広く取れる敷地で有れば

 

下記パース図②の様に

LDK側南面の2階部分に

庇代わりにバルコニーを設置して

 

夏期の直射日光が

室内に入らない様な外観にしたいですね!

 

バルコニー設置の考え方は

柱の直下率の数値が下がりますが

夏期の直射日光を考慮したプランです。

 

【パース図②】

 

 

今日の纏めとして

今現在の光熱費の高騰や

建設費の高騰から考えると

省エネ性気密性能が取れ易すく

 

地震の活動期に入っている?事を考慮して

耐震性能を少しでも良くする為には

直下率及び構造区画は外せませんね!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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