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築古既存住宅の基礎強度には要注意!

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住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

 

今回は、<築古既存住宅の基礎強度には要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

築古既存住宅の基礎強度のお話です。

 

前回ブログの続きで

フルリノベの為に柱・屋根以外は

スケルトン状態の現場にお伺いして

コンクリート強度を計測してみました。

 

下記写真①は

その時の写真になります。

 

【写真①】

 

 

上記写真①を見て分かる様に

基礎立上り部分の上部(赤丸部分)に

コンクリートの表面がになっていて

 

実際に計測する為の

適当な場所が見つからない状況でした。

 

この基礎表面の状態は

経年劣化によるものなのか?

それとも施工が雑だったのか?

 

どちらにしても

赤丸部分でコンクリート強度を計測しても

全然数値が出ませんので

計測する意味が有りません。

 

計測用の用紙に25箇所の

計測が出来る穴を開けていますが

 

この建物の場合は

一番上の5個の穴では計測しませんでした。

 

今回の場合は

全部で3か所を計測しました。

 

1か所目の測定値の平均値が

26.55で角度補正は0で考えて

算定式に入れる数値は「26」になります。

 

算定式(Fc)は

1.27×「26」ー18=15.02N/㎜2

 

15N/㎜2 < 21N/㎜2 となり

結果としてコンクリート強度不足になります。

 

後の2か所の結果は

18N/㎜2 < 21N/㎜2 と

20N/㎜2 < 21N/㎜2 になり

 

結局

3か箇所共

強度不足になりました。

 

なので

もしこの建物に

リフォーム瑕疵保険を掛けようとしても

 

何らかの

補強工事が必要になりますね!

 

基礎に大きなひび割れが有ったり

基礎の強度不足が有ったりで

大変だと思いましたので

 

基礎補修及び補強として下記資料①を

設計事務所の先生にメールしました。

 

【資料①】

 

 

今日の纏めとして

築古既存住宅をフルリノベする場合は

 

よくよく事前に

住宅診断を実施しませんか?

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

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