2025/01/08
Y&Y設計事務所は
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今回は、<冬期のサッシ廻り結露・カビ発生には要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
室内サッシ廻りに
カビが発生するお話です。
冬期の寒い時期に
室内サッシ廻りに
結露やカビが発生する事が有ります。
下記写真①は
キッチン勝手口ドア廻りの
特に床面付近に
カビが大量に発生していました。
サーモカメラで見て見ると
下記写真②の様に
勝手口サッシ下側の壁面や
床面に温度が低い箇所が見て撮れます。
上記写真②の青く映っている箇所と
カビが発生している箇所は
ほぼ同一箇所になり
廻りよりも10℃前後
低い事が分かります。
このカビ発生の
大きな原因の一つは
サッシガラスが
ペアガラスではなくて
シングルガラスだった事です。
この事が原因で
サッシ廻りに
結露が常時発生し
カビが発生してしまったと
結論を出しかけたのですが
相談者の方は
気が付いた時に
結露を拭き取っているとの事でした。
であれば
サッシ表面の結露が
カビ発生の原因ではないという事なのか?
では何故
上記写真①の
勝手口ドア右側下に
カビの発生が集中しているのか?
で仕切り直して
サッシ枠廻りをよくよく見て見ると
下記写真③の様に
サッシ枠の廻りに緑のラインが
見えて来ました。
上記写真③の
緑のラインは何を示しているのか?
と考えた時に
下記写真④の
サッシ廻りの断熱欠損を思い出したのです。
ここから
上記写真①の
右下のカビが集中して発生した原因を
連想して見ますと
上記写真③の緑色部分は
断熱欠損と判断できます。
ゆえに
外気が室内との温度差が大きければ
サッシ表面以外の
壁体内にも結露が発生して
その結露は拭かれる事が出来ない為に
勝手口ドア右下の様に
カビが発生したと考えました。
勝手口ドア左下の場合は
キッチンパネル仕上の為に
カビが発生する前に拭き取られる為に
カビが表面に発生しなかったと考えます。
原因が連想できたので
取り敢えずはホッとしました!
今日の纏めとして
たかがサッシ廻りの
断熱欠損と思われますが
上記写真①~③の様な
結果を招くとは工務店も
想像が付かないでしょうね!
なので
上記写真④の様な
断熱欠損を
全然気にしないのだと思います。
広島市内の
温暖な地域で有っても
サッシの位置によっては
冷たい北風が当たる場合
結露及びカビの発生が
考えられますので
サッシ廻りの
上記写真④の様な
断熱欠損には要注意しましょうね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたか?
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今回は、これで終わります。
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