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寄棟屋根の棟にも換気金物の設置は必須ですよ!

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是非、一読下さい!

 

今回は、<寄棟屋根の棟にも換気金物の設置は必須です!>についてお話をします。

今日のお話は

小屋裏換気の換気出入口のお話です。

 

下記資料①は

フラット35の

木造住宅工事仕様書内に有る

 

小屋裏換気の

入口出口を記載した資料です。

 

【資料①】

 

 

以前のブログでは

「ロ」に記載している

軒裏にのみ小屋裏換気の

出口と入口を設置する方法は

採用しない様に記載していましたが

 

詳しい理由は

記載していませんでした!

 

なので今回は

その理由を簡単に書いて見ます。

 

小屋裏に入って来た外気(空気)は

太陽の熱によって屋根ごと暖められます。

 

小屋裏の空気は

温度が上がると上昇して行きますので

棟の方へ上昇します。

 

「ロ」には棟換気が有りませんので

暖められた空気が上昇して

棟部で空気が滞留します。

 

新たに軒裏から空気が

小屋裏に入ろうとしても

 

小屋裏内の温度が高いので

入れない状態と考えられます。

 

ここで運良く

建物に風が当たれば

 

風によって

棟部分よりも温度が低い空気だけが

入れ替わります。

 

なので

棟部分の温度が高い空気によって

夜になり外気が冷える

 

小屋裏内の表面に

結露が発生する可能性が

非常に高くなります。

 

なので

結露が発生する可能性が高い

「ロ」の軒裏だけの換気口は

採用しない様にとお伝えしたのです。

 

 

今日の纏めとして

上記資料①の「ロ」に

棟換気を設置する事をお勧めします。

 

つまり

空気が暖まって上昇する事が

分かっていますので

 

小屋裏の換気をスムーズに行うには

必ず小屋裏の高い位置に

換気出口用の金物を設置しましょう!

 

寄棟屋根の場合は

「ロ」の軒裏にだけ

換気金物を設置する場合が殆どなので

 

もし今から

注文住宅を建てられる方は

棟部分に

換気出口金物を設置して貰いましょう!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

このブログ内容に聞きたい事が有れば

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