2025/07/12
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<建物の不具合をいきなり弁護士へ相談はNG!>についてお話をします。
今日のお話は
欠陥住宅等の不具合を解決する為に
いきなり弁護士に依頼する事はNG!についてのお話です。
事例として
床が傾いているパターンでのお話をしてみます。
ここで実際に有った事例でお話してみます。
一つ目は
既存住宅を購入された方が
床に傾斜が付いている事が分かって
私共に住宅診断を依頼されたお話です。
私に依頼される時には
床の傾斜で困っているからという事は言わずに
ただ単に
普通に住宅診断の依頼でした。
住宅診断報告書を
依頼者に説明しに行った時に
床が傾斜しているので
売主に対してクレームを言う為に
住宅診断を依頼したと言われました。
なので
この住宅診断報告書を
弁護士に相談に行かれ時に持って行くとの事。
当社では
床・壁の傾斜計測は詳細に計測して
家全体が
どの方向に傾斜しているのかを
調査していたので
依頼者にとっては
大変都合が良かったみたいです。
その後実際に
この住宅診断の報告書を持って
弁護士に相談しに行ったとの事。
弁護士からは
住宅診断の報告書を
信用したのかどうか分かりませんが
床の傾斜に関する
「意見書」の作成依頼が有りました。
結果として
訴訟の結果
1年半くらい時間が経過したのですが
売買契約が白紙契約になったとの事でした。
二つ目の事例として
当社のホームページを見られて
リフォーム業者と
床の傾斜等で揉めている
相談内容だったのですが
県外の比較的遠方だったので
依頼者の同じ県の
インスペクターを紹介したのです。
がしかし
そのインスペクターからは
少し遠方だった事と
リフォーム業者と揉めている案件に
首を突っ込みたくなかったのかは
分かりませんがお断りされたとの事。
結局
依頼者が大手インスペクション業者に
相談したとの事でしたが
結果的に
そのインスペクション業者は
住宅診断を実施せずに
リフォーム業者と話し合いで
解決しようとしたようでしたが
結果的には
相談費用として
○十万支払ったにも拘らず
床・壁の傾斜原因究明と
業者と話し合いで解決する事が
出来ませんでした。
その事で不信感を持ってしまい
直接弁護士に相談に行ったそうです。
ここからが
核心のお話になります。
二つ目の事例は
最初の一つ目の事例の様に
床・壁の詳細な傾斜計測の
報告書が無かったので
弁護士の方で建築士に
建物調査を依頼したのですが
最初の仮調査で
部分的な床の傾斜を実施し
後日の本調査では
建物全体の
床・壁の傾斜計測をせずに
床の傾斜原因を
突き止めようとした様です。
私から言わせれば
建物全体の
詳細な傾斜計測を実施して初めて
床の傾斜原因を
探る事が出来ると思っていますので
もうこの段階で
2週間後に出される報告書を見なくても
床・壁の傾斜原因を
見つける事は無理と判断しました。
その建築士と弁護士は
依頼者に対して
築年数が経っているので
この位の床の傾斜は有りますよ!的な
お話をされたそうです。
この両者は
依頼者の本質(悩み)を
完全に理解していない様に思われます!
今日の纏めとして
床の傾斜で悩まれている方が
いきなり
弁護士に相談しても
弁護士は建築に関しては素人なので
専門の建築士に
建物の調査を依頼します。
がしかし
その建築士も
住宅診断に特化しているわけではないので
床・壁の傾斜に関しても
体系的な
傾斜計測及び調査方法が確立されていません。
ゆえに
二つ目の事例の様に
建物の床・壁の詳細傾斜計測をせずに
部分的な計測だけで
床・壁の傾斜の原因を
探そうとするのです。
私の経験上から言わせれば
原因を見つける事は絶対に無理です。
なので
弁護士に相談する前に
私の様なインスペクターに住宅診断を依頼して
建物全体の
詳細な床・壁の傾斜計測を依頼しましょう!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
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「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
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昨日のウォーキング&ジョギング
距離は11.3km 歩数は14,158歩
トータル664日目(休んだ70日間含む)
総距離5,961.1km
総歩数7,810,208歩