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床下浸水にならない為の基礎施工注意点とは?

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住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<床下浸水にならない為の基礎施工注意点とは?>についてお話をします。

今日のお話は

大雨による床下浸水を防ぐ為のお話です。

 

先日の大雨で

広島でも床下浸水になった地域が

有る事をニュースで知りました。

 

それも秋分の日を前にです!

温暖化のせいだとは思いたくないのですが

日本の自然環境がおかしいですね!

 

SNSに

その時の床下浸水の写真が有ったのですが

まだ築10年そこそこの家で

 

床下に外部と同じくらいの高さまで

濁流が浸入したわけではないのですが

それなりに濁流が溜まっていました。

 

基礎外部に残っていた

濁流の跡の高さは

基礎高さの中央辺りで

 

基礎天のキソパッキンから

濁流が入って来たわけではないのが幸いしました。

 

であれば

何処から床下に濁流が入って来たのか?

 

原因箇所として考えられる事は

一般的に多い施工として

基礎をベース部分と立上り部分とに

2回に分けてコンクリートを打つ事から

その取合い部分廻りからだと思われます。

 

原因箇所1として

下記写真①の様に

基礎工事中に雨水が溜まらない様に

水抜き穴を設置する事は仕方が無いのですが

 

問題は

その水抜き穴から

濁流が浸入する事迄は想定していませんので

 

床下から

完全に水抜き穴を塞ぐ事はしていません。

 

【写真①】

 

 

基礎を1階床合板で覆う前に

床下から水抜き穴を塞ぐべきなのに

 

水抜き穴外部を

モルタルで塞いでいるからという事で

上記写真①のままの状態です。

 

工務店(現場監督)の考えとして

基礎の外側をモルタルで塞いでいれば

シロアリが侵入しないから

問題ないという考えで

床下浸水の時の事までは考えていません。

 

 

フラット35の

木造住宅工事仕様書などには

 

下記写真②の様な

基礎を貫通する排水管廻りには

 

シロアリが侵入しない様に

防蟻剤を含んだもので

すき間を詰める規定は有りますが

 

水抜き穴に関しては

何の規定も無いのです。

 

なので

住宅診断で指摘をあげても

是正補修される事は滅多に有りません!

 

【写真②】

 

 

基礎のベース部分と立上り部分の取合いに

下記資料の様に止水プレートを入る施工をしていれば

 

取合い部分から濁流が滲入する事は無いと思われるので

是非

止水プレートを入れる事をお勧めします。

 

【資料①】

 

 

今日の纏めとして

注文住宅を建てられる時は

基礎をベース部分と立上り部分とに

2回に分けてコンクリートを打つ場合は

 

上記資料①の様に

基礎のベース部分と立上り部分に

止水プレートを入れる事をお勧めします!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

昨日のウォーキング&ジョギング

右太もも後ろの付け根を痛めてしまったので休み。

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トータル739日目(休んだ90日間含む)

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