2025/12/18
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今回は、<バルコニーに下に居室が有る場合は要注意!>についてお話をします。
今日のお話は
バルコニー下に居室が有る場合の
断熱材などの納まりのお話です。
或る現場の
外部防水下地検査に行った時に
現場監督に下記写真①の
バルコニー下及び天井部分廻りの
断熱材の入れ方などを
どの様に納めるのかを聞いて見ました。
現場監督の返事は
ただ単に下記図面①の様に
天井下地の上に断熱材を入れるとの事でした。
やはり思った通りの現場監督の返事で
これは完全にNGなのです。
何故ならば
バルコニーの床直下に
押出法ポリスチレンフォーム3種の
断熱材を入れていますが
それ自体が問題では無くて
バルコニー床部分は
下の居室から見れば屋根に当たります。
つまり
天井断熱材の上側は小屋裏と考えます。
という事になれば
普通は小屋裏には小屋裏換気口を
設置しなければなりませんよね!
しかし
この場合に小屋裏換気の設置は
考えられません。
となればどうするのか?
逃げ道として
下記図面②の様に
バルコニー床直下の断熱材の室内側に
防湿材を張る事で逃げられます。
防湿材と言っても規定が有って
上記図面②にも記載している通り
JIS A 6930に適合する防湿材を用いる事で
規定的にはクリアした事になります。
何か違和感を
感じるかもしれませんが
取り敢えずは覚えておいて下さい。
今日の纏めとして
注文住宅を建てられる方は
バルコニーの下に居室が有る場合は
JIS A 6930に適合する防湿材を
思い出して下さいね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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