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バルコニーに下に居室が有る場合は要注意!

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今回は、<バルコニーに下に居室が有る場合は要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

バルコニー下に居室が有る場合の

断熱材などの納まりのお話です。

 

或る現場の

外部防水下地検査に行った時に

 

現場監督に下記写真①の

バルコニー下及び天井部分廻りの

断熱材の入れ方などを

どの様に納めるのかを聞いて見ました。

 

【写真①】

 

 

現場監督の返事は

ただ単に下記図面①の様に

天井下地の上に断熱材を入れるとの事でした。

 

【図面①】

 

やはり思った通りの現場監督の返事で

これは完全にNGなのです。

 

何故ならば

バルコニーの床直下に

押出法ポリスチレンフォーム3種

断熱材を入れていますが

 

それ自体が問題では無くて

バルコニー床部分は

下の居室から見れば屋根に当たります。

 

つまり

天井断熱材の上側は小屋裏と考えます。

 

という事になれば

普通は小屋裏には小屋裏換気口

設置しなければなりませんよね!

 

しかし

この場合に小屋裏換気の設置は

考えられません。

 

となればどうするのか?

 

逃げ道として

下記図面②の様に

 

バルコニー床直下の断熱材の室内側に

防湿材を張る事で逃げられます。

 

【図面②】

 

 

防湿材と言っても規定が有って

上記図面②にも記載している通り

 

JIS A 6930に適合する防湿材を用いる事で

規定的にはクリアした事になります。

 

何か違和感を

感じるかもしれませんが

取り敢えずは覚えておいて下さい。

 

 

今日の纏めとして

注文住宅を建てられる方は

 

バルコニーの下に居室が有る場合は

JIS A 6930に適合する防湿材

思い出して下さいね!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

昨日のウォーキング&ジョギング

昨日は休みました。

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