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小屋裏天井断熱材設置に要注意として

今回は、<小屋裏井断熱材設置に要注意として>についてお話をします。

今日のお題目のお話は

少し専門的な内容になりますが

概略を言えば

小屋裏換気の為

吸気口側から入った空気が

天井断熱材によって

途中で塞がれてしまっているので

排気口側から空気が出て行けない

つまり

小屋裏換気の機能を果たしていない為

契約不適合責任が問われかねませんよ!

という内容です。

 

では本題に入ります。

桁下がり部分に限らず

小屋裏物置及びロフトの天井断熱材も

その位置によっては

天井断熱材を設置する場合に

注意する事が必要です。

 

何が問題なのかお分かりでしょうか?

天井断熱材によって

軒裏換気口(吸気側)から入って来た空気を

塞いだ状態になっている場合が

非常に多いのです。

 

これの何が悪いのか?

小屋裏換気の為に

軒裏換気口(吸気側)から入って来た空気が

小屋裏棟換気口から外へ出る事で

小屋裏換気が機能するのです。

その内の

軒裏換気口(吸気側)が有っても

その換気口から小屋裏に入った空気が

棟換気口(排気側)から出て行かなければ

小屋裏内の空気が滞ってしまい

結露などの劣化事象の原因になってしまうのです。

では

この断熱材が

何故

軒裏換気口(吸気側)から入って来た空気を遮断するのか?

原因は

桁下がりした部屋の天井高さ又は

小屋裏物置の天井高さを

少しでも斜めになった天井高さを上げたいが為に

天井仕上げ面を

母屋の下いっぱいまで付けて施工するからなのです。

図面上で考えてみると

母屋の高さは90㎜と考えて

その上に屋根タルキの高さ60㎜を打付けます。

計算上の高さは150㎜有りますが

天井断熱材の厚さ100㎜とした場合

何とか屋根タルキ間が50㎜開く計算になります。

しかし

天井材の下地が普通36ミリ有りますので

ほぼ

実際の現場では

断熱材が

屋根タルキ間の隙間を塞いでしまっているのです。

 

フラット35を使用して建てた住宅の場合は

小屋裏換気計算表を確認申請時に提出していますので

その計算通りの小屋裏換気機能が果たされなければ

契約不適合責任を問われる事になります。

 

今回のお題目が

契約不適合責任に問われる問題になるとは

現場監督さんとか

設計する建築士の方は

夢にも思わないでしょうね!

 

この桁下がり部分又は

小屋裏物置部分の詳細図を作成して

図面通り施工していれば

問題は出ないと思いますが

一般的な分譲住宅では

施工現場は全て

現場監督とか大工さんに

お任せです。

現場監督が

桁下がり部分及び小屋裏物置の天井断熱材が

軒裏換気口(吸気側)からの空気を塞いでいる事まで

理解している現場監督は

果たしているでしょうかね・・・・?

 

下記写真は

桁下がりの所の写真ではなく

小屋裏物置きが2階の中央に横断している

小屋裏から撮った壁と天井断熱材部分の写真です。

写真では天井部分の空間がどうなっているか

分からないでしょうが

実際は天井断熱材で塞がれた状況です。

つまり

棟換気口が有る所まで小屋裏内の空気が

行けな状況です。

【小屋裏物置の小屋裏部分の写真】

 

新築住宅のインスペクションを依頼した場合

「建物状況調査」的なインスペクションとか

引渡し時にインスペクターが立ち会う

「内覧会」というインスペクションに於いて

天井断熱材が

軒裏換気口から入って来る空気を

塞いでいるかどうかを

気にするインスペクターは

果たして何人いるかな?

今日の内容は少し難しかったですね!

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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