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手作り計測補助機として

今回は、<手作り壁の計測補助機として>についてお話をします。

今日のブログは

少し趣向を変えて

住宅診断の床・壁の傾斜計測を実施する為に

試行錯誤しながら考案した

今迄の手作り計測補助機を紹介します。

 

【折りたたみ式壁計測補助機】

上記の補助機は

住宅診断を始めてから

2件目の住宅診断後に作成しました。

それ迄は

大体の計測間距離2mを適当に決めて

上下各1か所にスケールを当てて

レザーレベルが当たっている数値を

図面に記入していました。

しかし

性格的に適当が嫌だったので

壁の計測間距離が2mと決まっている事から

何か

計測間距離2mをキチンと測る方法が無いかと考えて

作成したのが

上記の写真の補助機でした。

最初は

画期的だと自負していたのですが

実際に使用して見ると

計測する時間が

凄くかかる事が分かったのです。

しかし

計測間距離2mに拘っていましたので

10件ほど

この計測補助機で住宅診断を実施していました。

これの使い方は

上下に30cmの物差しを

2m離して取付けています。

これを写真の様に壁に

上下の30cmの物差し当てて

レザーレベルが当たっている

上下それぞれの数値を計測して

一か所一か所計算をして

壁の傾斜計測数値を出していました。

 

次に考案したのが

下記写真の計測補助機です。

初めて使用した時に

仲介業者の方にモデルになって頂いた写真です。

実際に使用する時は

磁石が付いているので

片手、片足を使って計測します。

【デジタル水平器用の計測補助機】

この計測補助機は

完璧で

軽くて使い易くて

壁がへの字になっていても

簡単に計測数値が正確に出ます。

勿論

今でも使用しています。

作成方法や取り扱い方法などは

企業秘密です。(笑)

 

住宅診断を実施するに当たって

如何にして

簡単に正確に計測できるかを

色々考えて

それを実際に作成して使用する事は

すべて

ご依頼者様の為と思っています。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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