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住宅履歴情報システムは機能している?

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<住宅履歴情報システムは機能している?>についてお話をします。

ふとっ

今現在

住宅履歴情報システムはどうなっているのだろうか?

って思い出したんですが

身近では

この話題が全然聞こえて来ません。

私にだけ

この情報が入って来ないのでしょうか?

2015年に

NPO法人 日本ホームインスペクターズ協会に

認定会員になった頃は

あちこちで

この住宅履歴情報システムが話題になっていました。

住宅履歴情報とは

建築後にどの様な点検・修繕・リフォームが実施されたか等の

記録を保存・蓄積されたものが住宅履歴情報だったはず。

住宅診断をやり始めたばかりの頃だったので

住宅診断の報告書も

その保存する書類になるものと勝手に思い込み

住宅診断の結果を保存する為に

下記の様なチェック図面を

今でも作成しています。

住宅診断の依頼の時に頂いた間取り図から

2階建てであれば

5枚の図面を作成しています。

外観は

グーグルを見ながら作成し

見えない所は

想像で書いていますが

診断後に直せる箇所は修正しています。

 

【立面チェック図面】

 

【平面チェック図面】

 

【床下・屋根裏チェック図面】

 

【1階床・壁チェック図面】

 

【2階床・壁チェック図面】

 

ただし

住宅診断報告書の結果次第では

契約しない場合が有りますので

住宅履歴情報にも何にもならない

ただの紙くずになる事も有ります。(´;ω;`)ウッ…(笑)

話を元に戻して

住宅履歴情報システムを利用している

個人の方がいるのでしょうか?

と思って

瑕疵保険法人の営業マンに聞いて見たら

長期優良住宅の所有者が使用していると言っていました。

なるほど!

長期優良住宅であれば

30年以上にも及ぶ住宅履歴情報を保管する為には

紙媒体では難しいと思いますね。 ☜ 納得!

しかし30年後って・・・・。

では

長期優良住宅ではない一般住宅の方は

どうなんでしょうかね?

またいつか

この辺の事を調べてみます。

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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