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新築住宅の「あるある瑕疵工事事例」1として

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今回は、新築住宅の「あるある手抜き工事事例」1としてお話をして行きます。

この写真には、三つの手抜き工事が有ります。

新築分譲住宅に限らず、注文住宅に於いても同じ事例が発見されます。

◆一つ目
根太と床下収納庫の為の補強根太の約4cm位の間に断熱材が入っていない手抜き工事。

◆二つ目
床下収納庫の為の補強根太に防蟻材を塗布していない手抜き工事。

◆三つ目
床下収納庫の為の補強根太(40×100)は土台または大引と接続をしなければなりません。

この写真の様に、補強根太(40×100)を根太(36×60)に接続する事はしません。


手抜き工事ではないのですが、同じ建物で発見された瑕疵事例で、合板を根太に留める為の釘が見事に根太を外している写真が下の写真です。もし気が付いて再度釘を打ち直していなければ、床鳴りの原因になります。

新築住宅だからとか、大手ハウスメーカーだから安心ではないのです。

住宅を直接作るのは職人の手です。

だから、床下・屋根裏に入っての住宅診断が必要なのです。


今回は、これで終わります。