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既存住宅瑕疵保険付き住宅は安心なのか?広島県

前回、3回に分けて保険法人別の床の傾斜測定方法と判定の仕方について述べてきました。

皆様も、既に気が付かれていると思いますが、ここで改めて私が気になる事を述べます。

説明を分かり易くする為に、各階の最大の部屋10帖(3.64m×4.55m)を想定させて頂きます。

◆各保険法人の床のレベル計測箇所及び必要な傾斜測定箇所について

代表的には、A社とB社の保険法人の検査マニュアルになります。

[A社の場合]
部屋の4隅と中心の5箇所をレベル計測します。
傾斜測定値が必要な箇所は、4隅から中心にかけての4辺です。

[B社の場合]
4隅の4箇所をレベル計測します。
傾斜測定値が必要な箇所は、部屋の4辺と対角線の計6辺です。

※このA社とB社の勾配の傾斜測定、判定の違いは、前回のブログに述べていますので、ここでは省略します。


◆私見として

どちらの保険法人の計測箇所、傾斜測定値も私から言わせて頂くと何もかも足らないと考えます。

そもそも、何の為の床傾斜測定なのかを考えた場合、買主様が家を購入するかどうかの判断材料にする為のものです。

しかし、
この各保険法人の基本的な傾斜測定の考え方又は判定の考え方は、「既存住宅売買瑕疵保険 検査基準の解説」に則った考え方をしています。

つまり、
「6/1000以上の勾配の傾斜(凹凸の少ない仕上げによる床の表面における2点(3m程度離れているものに限る。)の間を結ぶ直線の水平面に対する角度をいう。)」です。

ここで私が問題に思う事は、
「既存住宅売買瑕疵保険 検査基準の解説」に則った計測方法で、現実的に6/1000以上の床の傾斜が有っても問題無しとして、既存住宅瑕疵保険が付けられる事です。
   
一般の買主様は、「既存住宅瑕疵保険が付けれる住宅です」って言われれば、

既存住宅瑕疵保険が付けれる家=安心・安全な家=瑕疵が無い家=床の傾斜は水平

と勝手に思い込み家を購入します。

しかし、現実は違う事を分かって頂きたいのです。


◆最後に

各保険法人が統一した検査マニュアルが出せないのは仕方ない事かもしれません。

「既存住宅瑕疵保険付き住宅は安心」(床の傾斜に於いて)と言える為には、

私が推奨する部屋の4隅、中央、4辺の中央の計9箇所の床レベル計測をする事と、(3m程度離れているものに限る。)を消去する事が必要と考えます。


ご質問等がございましたら、画面の上下に有る「メールでのお問合せ」でお願いします。

では、今回はここ迄とします。

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