2025/07/22
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<築古の既存住宅は詳細な床の傾斜計測は必須!>についてお話をします。
今日のお話は
リフォーム工事を前提として
築30年以上の安価な既存住宅を
物色しているエンドユーザーの方へ一言!
と言うお話です。
エンドユーザーの方で
安価な築30年以上の
既存住宅を探している方で
運が良ければ
高気密・高断熱リノベを実施して
大変住み心地の良い家が
完成するかもしれません。
がしかし
殆どが失敗するのは
建物の傾斜に無頓着で
床の傾斜に気が付かずに
購入される方が多いからです。
何故ならば
仲介業者でも
床の傾斜に気が付かない方が
実に多くもいらっしゃいます。☞(知らない振りなのか?)
なので
私達の様なインスペクターであれば
見落とす事は有りませんが
エンドユーザーの方は
既存住宅を購入する事で
頭が一杯になっているので
冷静に
判断する事が出来なくなっています。
なので
少しでも冷静になって頂きたいので
建物のチェック注意点を
3つほど挙げてみます。
一つ目として
もし下記写真①の様な
土間仕上げと基礎との取合いに
すき間を発見した場合や
下記写真②の様に
敷地の擁壁
多きなひび割れが発生している場合や
下記写真③の様に
コンクリートブロック塀に
大きなひび割れが発生している場合
などは要注意!
上記写真①の状況を補足すると
基礎との取合いのすき間の反対側に
前面道路が有り
その高さが
敷地より2.5m程
低くなっているのです。
擁壁やCB塀には
ひび割れが見当たらなかったのですが
上記写真①のすき間の原因は
建物が道路側へ
不同沈下した事が原因ですね!
実際の住宅診断の結果が
下記図面の傾斜になっていました。
因みに
上記写真②、③のひび割れの原因は
明らかに地震が原因と考えられます。
この②と③の建物の床計測結果は
上記図面①とほぼ変わらず傾斜が酷い状況でした。
今日の纏めとして
もし見学に行った既存住宅に
上記写真①~③の様な
事象が有った場合は
床に相当な
傾斜が有る事が考えられます。
なので
必ず契約する前に
床・壁の詳細な傾斜計測を実施して
その傾斜の対策費用が
予算内でクリア出来るかどうかを
チェックする事は必須ですよ!
でなければ
中途半端な床の傾斜が有る家に
住まなくてはならなくなりますからね!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
このブログ内容に聞きたい事が有れば
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メール:info@yandykensa.com
携帯電話:090-1183-5008
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沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
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「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
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