2025/09/12
Y&Y設計事務所は
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今回は、<耐震等級3の耐力壁は「コーチパネル」で!>についてお話をします。
今日のお話は
注文住宅を建てられる方に対して
耐震等級3の家でも地震に対しては
100%安心では無いですよと言うお話です。
下記資料①は
熊本地震における
損傷比率を記載している資料です。
2000年耐震基準で建てられている建物は
約60%は無被害になっていて
耐震等級3の建物だからと言っても
比率は少ないですが損傷が出ています。
上記資料①を見て
何が言いたいかと言うと
耐震等級3の建物が安心かと言うと
100%安心では無いという事です。
上記資料①の耐震等級3には
品確法における性能表示計算での
耐震等級3が含まれていると思われますが
それは置いておいて進めます。
ここから本題に入ります。
今からの建物の構造は軸組工法として
主な耐力壁として
「筋違」「大壁直貼り」「コーチパネル」の
3種類を検討してみて
その3種類の内のどの構法が
より地震に強いかを説明してみます。
下記資料②は
各耐力壁の地震に対する強さを
実際に揺らす実験をしている写真です。
実際に
実験で揺らした動画の結果
一番弱かったのは「筋違」で
二番目に弱かったのは「大壁直貼り」でした。
「筋違」も「大壁直貼り」の耐力壁は
揺れを繰り返すと
耐力壁の性能が無くなってしまいます。
それと比べて
「コーチパネル」の場合は
繰り返しの揺れに対しても
耐力壁の性能が弱まる事は殆ど無く
柱の傾きも変化なしという
上記資料②の実験の結果でした。
この事から
同じ耐震等級3の建物であれば
「コーチパネル」の耐力壁をお勧めします。
ここで
「コーチパネル」とは
どの様な耐力壁なのかを
下記動画を見て下さい!
https://www.youtube.com/watch?v=IAkUMPloXnU
因みに
この「コーチパネル」を簡単に説明すると
構造面材を木枠に打付けたパネルを
柱と柱の内側に入れ込む工法です。
全て工場でコンピューター制御で
構造面材を打付けていますので
釘が面材にめり込み過ぎる事が
有りませんので
面材の耐震性が
キチンと確保されています。
その代わり
費用は相当効果になる様です。
この事から
「コーチパネル」の構造を真似て
柱の内側に耐力面材を
大工さんが現場で
設置する方法が考えられますが
その時は
施工精度・品質を確保する事は
必須になりますね!
今日の纏めとして
耐震等級3の建物で建てるのであれば
耐力壁は
「コーチパネル」をお勧め致します!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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