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耐震等級3の耐力壁は「コーチパネル」で!

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住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<耐震等級3の耐力壁は「コーチパネル」で!>についてお話をします。

今日のお話は

注文住宅を建てられる方に対して

耐震等級3の家でも地震に対しては

100%安心では無いですよと言うお話です。

 

下記資料①は

熊本地震における

損傷比率を記載している資料です。

 

2000年耐震基準で建てられている建物は

約60%は無被害になっていて

 

耐震等級3の建物だからと言っても

比率は少ないですが損傷が出ています。

 

【資料①】

 

 

上記資料①を見て

何が言いたいかと言うと

 

耐震等級3の建物が安心かと言うと

100%安心では無いという事です。

 

上記資料①の耐震等級3には

品確法における性能表示計算での

耐震等級3が含まれていると思われますが

それは置いておいて進めます。

 

ここから本題に入ります。

今からの建物の構造は軸組工法として

 

主な耐力壁として

「筋違」「大壁直貼り」「コーチパネル」

3種類を検討してみて

 

その3種類の内のどの構法が

より地震に強いかを説明してみます。

 

下記資料②は

各耐力壁の地震に対する強さを

実際に揺らす実験をしている写真です。

 

【資料②】

 

 

実際に

実験で揺らした動画の結果

 

一番弱かったのは「筋違」で

二番目に弱かったのは「大壁直貼り」でした。

 

「筋違」「大壁直貼り」の耐力壁は

揺れを繰り返すと

耐力壁の性能が無くなってしまいます。

 

それと比べて

「コーチパネル」の場合は

繰り返しの揺れに対しても

 

耐力壁の性能が弱まる事は殆ど無く

柱の傾きも変化なしという

上記資料②の実験の結果でした。

 

この事から

同じ耐震等級3の建物であれば

「コーチパネル」の耐力壁をお勧めします。

 

ここで

「コーチパネル」とは

どの様な耐力壁なのかを

下記動画を見て下さい!

https://www.youtube.com/watch?v=IAkUMPloXnU

 

因みに

この「コーチパネル」を簡単に説明すると

構造面材を木枠に打付けたパネル

柱と柱の内側に入れ込む工法です。

 

全て工場でコンピューター制御で

構造面材を打付けていますので

 

釘が面材にめり込み過ぎる事が

有りませんので

 

面材の耐震性が

キチンと確保されています。

 

その代わり

費用は相当効果になる様です。

 

この事から

「コーチパネル」の構造を真似て

 

柱の内側に耐力面材を

大工さんが現場で

設置する方法が考えられますが

 

その時は

施工精度・品質を確保する事は

必須になりますね!

 

 

今日の纏めとして

耐震等級3の建物で建てるのであれば

 

耐力壁は

「コーチパネル」をお勧め致します!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は11.2km  歩数は12,979歩

トータル732日目(休んだ89日間含む)

総距離6,368.6km

総歩数8,353,839歩

 

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