2025/09/24
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<新築各工程検査は工事黒板作成が大変です!>についてお話をします。
今日のお話は
3階建て新築分譲住宅の
「基礎配筋検査」のお話です。
最初に結論から言えば
新築各工程検査の場合は
検査前の事前作業が大変という事と
新築各工程検査と住宅診断との違いは
何が違うのかというお話です。
3階建て木造住宅の場合は
耐震等級1以上の
許容応力度計算が必要です。
許容応力度計算をすれば
基礎梁の配筋が複雑且つ
基礎梁の種類が増えます。
写真の右下に写す出す
各基礎梁事の工事黒板を
作成する数も多くなり大変です。
その個所数が多ければ
各部位の配筋検査写真を撮る時に
鉄筋の太さやピッチが分かる様に
色違いの磁石を鉄筋それぞれに付けて
写真を撮る事も大変です。
下記写真①~③は
その一部の写真になります。
下記写真①の様に
最初に
基礎全体が分かる全景写真を撮ります。
下記写真②は
FG3の基礎梁部分の配筋写真で
上下3-D16の主筋と
D10@200のあばら筋です。
下記写真③は
FG6の基礎梁部分の配筋写真で
上下4-D13の主筋と
D10@150のあばら筋です。
上記写真②と③は
基礎梁の一部の写真ですが
この建物の場合は
合計26か所の写真を撮っています。
つまり
26枚の工事黒板を
作成しているという事になります。
普通の2階建ての場合は
大体10枚前後で済みますので
3階建ての鉄筋配筋検査は
手間が掛かっている分
キッチリと配筋検査を実施して行きます。
以上の様に
新築各工程検査の場合は
何処を写しているかを
一目見て分かる様に
事前に
各検査毎の工事黒板を作成しています。
今日の纏めとして
新築各工程検査と
住宅診断の大きな違いは以下の通りです。
新築各工程検査の場合は
各検査時に
不具合が有る場合は
その場で是正できる場合は
是正後の写真を撮りますが
その場で
是正できない不具合の場合は
是正後の写真を
必ず送って貰いチェックします。
つまり
例外を除き不具合箇所が有れば
必ず是正補修を依頼し是正させます。
住宅診断の場合は
不具合箇所を指摘するだけで
是正後の写真を要求する事は有りません。
何故ならば
住宅診断の場合は
現状の状況調査になりますので
要求はしませんが
たまに
是正後の写真を
送って来られる場合も有ります。
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は13.0km 歩数14,263歩
トータル743日目(休んだ90日間含む)
総距離6,486.8km
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今回は、これで終わります。
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沢山の不具合事象を見ていますので
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