Y&Y設計事務所
対象エリア:広島・岡山・山口

telお問い合わせ

〒730-0731 広島県広島市中区江波西1丁目6番35号
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

住宅の耐久性能を劣化させる要因として!

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<住宅の耐久性能を劣化させる要因として!>についてお話をします。

今日のお話は

木造住宅を建てるに当たって

4つの性能を考えて施工しますが

その内の「耐久性能」に関してのお話をします。

 

「耐久性能」に関するお話をする前に

住宅を劣化させる要因を色々と箇条書きにしてみると

下記の様に8つ要因が考えられます。

 

①コンクリートの強度不足

②鉄筋のかぶり厚さ足らず等の施工精度不足

③木造躯体の接続金物不備等の施工精度不足

④断熱材設置時の施工精度不足

⑤透湿防水シート張り時の施工精度不足

⑥外壁通気構法の未完結

⑦小屋裏換気口の取付不備

⑧床下換気口設置時の施工精度不足

 

最初の①~③は

耐震性能にも関わる要因になります。

 

④はズバリ断熱性能に関わる要因ですが

耐久性能にも関わる要因でもあります。

 

⑤~⑧は

明らかに耐久性能に関わる要因です。

 

上記の8つの要因の中で

住宅が完成してから比較的に早く発生する不具合は

雨漏り結露による構造材の腐朽です。

 

雨漏りに関しては

住宅瑕疵保険で10年間は保証されますが

結露に関する不具合は保証されません。

 

この事から

耐久性能を貶める要因としての

結露に関する不具合を

上記④と⑥~⑧の要因から考えてみます。

 

 

④の断熱材設置時の施工精度不足は

床・壁・天井(屋根)の

断熱材施工時の断熱欠損

結露を発生させる原因になります。

 

 

⑥の外壁通気構法の未完結は

土台水切り部分から外気が入って

その外気が外壁通気層を通って

軒裏通気見切り金物から

外部に排出するシステムが外壁通気構法なのです。

 

この外壁通気構法が完結されていれば

室内で発生した湿気を

通気層を通って外部へ排出できますが

 

出口の軒裏通気見切り等の

出口金物が設置されていなければ

 

室内から排出された湿気が

通気層の中で滞留してしまい

外壁通気層内に結露が発生してしまいます。

 

その結露が

透湿防水シートなどの不備などから断熱材に浸入して

断熱性能を劣化させたり

 

又は室内に浸入して

室内にカビを発生させるなどの原因を

作ってしまいます。

 

⑦の小屋裏換気口の取付不備は

軒裏換気口や棟換気口の設置不備から

 

小屋裏内に室内からの湿気が浸入

または

外気と小屋裏内の温度差から

小屋裏内に結露が発生してしまいます。

 

極端な事を言えば

その結露

天井断熱材に溜まってしまい

 

結露水が多くなり過ぎれば

室内天井に水シミとして

不具合が発生する原因になります。

 

また

屋根野地板面にカビが発生したり

腐朽させる原因にもなります。

 

 

⑧の床下換気口設置時の施工精度不足は

土台水切り部分の穴が

モルタルなどで塞がっていたりすると

 

床下内に外気が侵入しなくなる為に

床下内に湿気が滞留してしまう事や

 

室内の温度と床下との温度差が

結露を発生させる原因にもなります。

 

この結露

床下構造材を腐朽させる原因になり

シロアリを誘い込む要因になってしまいます。

 

如何でしたか?

 

今日の纏めとして

住宅を劣化させる8つの要因の内

住宅の「耐久性能」を劣化させる

4つの要因を分かり易く記載してみました。

 

この「耐久性能」を劣化させる要因を

取り除く為には

 

特に注文住宅を建てられる方は

新築各工程検査を依頼させる事を

お勧め致します。

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

昨日のウォーキング&ジョギング

膝の痛みで休み。

距離は4.2km  歩数5,664歩

トータル765日目(休んだ95日間含む)

総距離6,641.9km

総歩数8,693,448歩

 

このブログ内容に聞きたい事が有れば

下記メール又は携帯電話へ連絡を下さいね!

メール:info@yandykensa.com

携帯電話:090-1183-5008

 

今回は、これで終わります。

※ご意見、ご感想がある場合はこちらからお願いします。

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側

「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

「住宅コンサルティング」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!