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相対湿度と絶対湿度の関係から断熱欠損はNG!

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住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<相対湿度と絶対湿度の関係から断熱欠損はNG>についてお話をします。

今日のお話は

相対湿度が上がる場所には

結露が発生するから要注意!と言うお話です。

 

既存住宅の室内に結露が発生するという事で

その結露の調査に行って来ました。

 

結露する箇所は

キッチンの袖壁下部分廻りに結露していました。

 

この既存住宅は

築2000以前の建物で

 

床下に入って調査して見ると

床には断熱材が入っておらず

且つ

キッチンの給排水管が床を貫通している部分は

配管と床材との取合いにすき間が開いていました。

 

壁の断熱材はと言うと

下記写真①を見れば

昔の紙で包んだ断熱材が

結露で濡れているのが分かりますか?

 

【写真①】

 

 

壁の断熱材が結露する原因は

冬期に

室内はどんどん暖房しているので

 

絶対湿度が高くなった断熱材を包んでいる紙が

絶対湿度が低い冷たい外気に接触すると

 

絶対湿度が高い紙が冷やされる事で

紙の表面に結露が発生してしまうのです。

 

何が言いたいかと言うと

室内の温度と床下の温度が直接

接する箇所が有れば結露すると言いたいのです。

 

今の住宅で言えば

断熱欠損の箇所が有ると

絶対湿度の関係から

結露が発生する可能性が高くなるので

断熱欠損は絶対にNGという事です。

 

 

ここで余談として

上記写真①の

床裏にカビが発生しています。

 

このカビは

夏期ころカビが発生したと思われます。

 

メカニズムとして

室内を冷房する事で床が冷やされるので

 

床下の温度が室内の温度よりも

高かった事も要因の一つと考えられますが

 

カビの発生する条件として

温度が28℃~29℃で湿度が70%以上なので

 

この2つが合わさった事が

床裏にカビが発生した原因と思われます。

 

 

今日の纏めとして

床下の断熱材に断熱欠損が有ると

カビ又は結露が発生しますので

 

必ず住宅診断を実施して

床下の断熱欠損を是正補修して貰いましょう!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は12.2km  歩数は13,117歩

トータル792日目(休んだ98日間含む)

総距離6,887.3km

総歩数9,000,382歩

 

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