2025/11/12
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<擁壁付きの敷地を購入する時は事前調査必須!>についてお話をします。
今日のお話は
擁壁が有る敷地の安全性のお話です。
今年の9月30日に発生した
高さ4~5m有る擁壁が崩れた事故が
全国ニュースになりました。
この事故が有った事で
今まで以上に役所の色々な審査が
厳しくなる事が予想されます!
特に
建築確認申請を出す時には
大きな負担になりかねませんので要注意!
下記資料①は
擁壁の種類が分かり易く書いています。
上記資料①の
擁壁の種類の中で
新築住宅の
建築確認申請の敷地図面に
⑤増積み擁壁と⑦張出し床板付き擁壁が
記載していたら
広島市の場合は必ず指摘を受けます。
指摘の内容は
その擁壁の安全性を証明する資料を添付する事。
敷地の安全性を証明する資料とは
①この擁壁工事の検査済証
②安全性が確認出来る構造計算書
まぁ
大きな造成地以外の古い敷地の場合は
ほぼ100%無許可で施工していますので
上記の敷地の
安全性を証明できる資料は有りません。
親から相続した
上記擁壁が有る敷地の建物を
建替えようとしても確認済証は
すんなりとは降りません。
ではどうするのか?
安全性を証明出来る資料が無いのであれば
問題になっている
増積み擁壁(石積みの上のCB擁壁)を撤去する事
及び
張出し床板付き擁壁の張出し床板を撤去すれば
恐らく
確認申請は降りると思います。
⑤の増積み擁壁のCB擁壁を撤去するという事は
設計GL(地盤の高さ)を変更する
可能性が出て来ます。
変更できない場合は
現況の石積み擁壁の内側に
土留め擁壁を作る方法以外は
考えられません。
しかしこれも
役所はスンナリとOKを出さないでしょうね!
⑦の張出し床板付き擁壁の場合は
その張出し床板を撤去すれば
役所によっては
確認申請許可を降ろしてくれるのかな?
ただし
張出し床板を撤去した事で
擁壁の強度が落ちる様な不具合が発生した場合は
その対応次第で
許可が降りない事も考えられますので
解体時には要注意!
で
張出し床板付き擁壁が有る敷地は
得てして敷地が狭いので
張出し床板が有る事で
プランを考えていた場合は
プランを一から
やり直す事になると思いますので要注意!
今日の纏めとして
上記の土地を
相続した場合は仕方が無いのですが
家を建てる為に購入した場合は
最初に考えていたプランが
建てられない事になります。
上記の擁壁が有る敷地は
ホント購入時は要注意ですよ!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
昨日のウォーキング&ジョギング
距離は11.0km 歩数は14,333歩
トータル792日目(休んだ98日間含む)
総距離6,898.3km
総歩数9,014,715歩
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今回は、これで終わります。
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