2025/11/11
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今回は、<相対湿度と絶対湿度の関係から断熱欠損はNG>についてお話をします。
今日のお話は
相対湿度が上がる場所には
結露が発生するから要注意!と言うお話です。
既存住宅の室内に結露が発生するという事で
その結露の調査に行って来ました。
結露する箇所は
キッチンの袖壁下部分廻りに結露していました。
この既存住宅は
築2000以前の建物で
床下に入って調査して見ると
床には断熱材が入っておらず
且つ
キッチンの給排水管が床を貫通している部分は
配管と床材との取合いにすき間が開いていました。
壁の断熱材はと言うと
下記写真①を見れば
昔の紙で包んだ断熱材が
結露で濡れているのが分かりますか?
壁の断熱材が結露する原因は
冬期に
室内はどんどん暖房しているので
絶対湿度が高くなった断熱材を包んでいる紙が
絶対湿度が低い冷たい外気に接触すると
絶対湿度が高い紙が冷やされる事で
紙の表面に結露が発生してしまうのです。
何が言いたいかと言うと
室内の温度と床下の温度が直接
接する箇所が有れば結露すると言いたいのです。
今の住宅で言えば
断熱欠損の箇所が有ると
絶対湿度の関係から
結露が発生する可能性が高くなるので
断熱欠損は絶対にNGという事です。
ここで余談として
上記写真①の
床裏にカビが発生しています。
このカビは
夏期ころカビが発生したと思われます。
メカニズムとして
室内を冷房する事で床が冷やされるので
床下の温度が室内の温度よりも
高かった事も要因の一つと考えられますが
カビの発生する条件として
温度が28℃~29℃で湿度が70%以上なので
この2つが合わさった事が
床裏にカビが発生した原因と思われます。
今日の纏めとして
床下の断熱材に断熱欠損が有ると
カビ又は結露が発生しますので
必ず住宅診断を実施して
床下の断熱欠損を是正補修して貰いましょう!
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
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