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傾斜基準が有っても何故不同沈下基準が無い?

今回は

Y&Y設計事務所

住宅診断で幸せな暮らしを応援します!

住宅を建てる又は購入する前に

是非、一読下さい!

 

今回は、<傾斜基準が有っても何故不同沈下基準が無い?>についてお話をします。

今日のお話は

既存住宅瑕疵保険が付保された建物は

本当に問題無いのか?というお話です。

 

そもそも

住宅の床傾斜の判断基準は

色々と基準は有りますが

 

一致しているのは

6/1000以上の傾斜が

判断基準になっています。

 

尚且つ

計測距離をおおよそ3mという

基準も有ります。

 

この6/1000の傾斜とは

1mで6㎜の傾斜の事です。

 

実際に定規などで

1mと6㎜の傾斜を作ってみて下さい。

 

この傾斜のイメージが

ハッキリと分かります。

 

2mでは12㎜

3mでは18㎜

 

しかし

既存住宅瑕疵保険の検査基準は

6/1000以上の傾斜が無ければ

 

床の傾斜に関して問題無しとして

既存住宅瑕疵保険が付保されます。

 

一般のエンドユーザーの方は

既存住宅瑕疵保険が付保される建物は

 

安全な建物だと勘違いされて

購入される方が殆どですね!

 

勿論

色んな規定が有って

数値的な判断基準の

出どころはハッキリしません。

 

しかし

何らかの数値を作らなければ

判断のしようがないので仕方が無いのですが

 

既存住宅の住宅診断を実施していて

この6/1000以上という数値が

何か腑に落ちないのです。

 

下記1階図面①は

1階の床傾斜計測を実施した

傾斜図面です。

 

単純に平面上に記載している

数値を観れば

 

±0㎜と比較して

ー7㎜の数値が有ります。

 

計測間距離が約6.5mなので

≒1.08/1000の傾斜になります。

 

つまり

既存住宅瑕疵保険の規準で言えば

全然問題無しの傾斜になります。

 

しかし

よく考えてみて下さい。

 

新築時の床の傾斜は

床の高さで言えば1㎜前後の高低差しか有りません。

 

それが7㎜になっているのですよ!

 

まぁ

この場合はLDKが広いので

そんなに気にされる方は

いないのかな?

 

それでは

下記2階図面②を見て下さい。

 

【1階図面①】

 

 

下記2階図面②の

右側の4畳半の床の傾斜を見て下さい。

 

入り口の所に±0㎜が有って

右側の角にー7㎜の高低差が有ります。

 

計測間距離は3.4mなので

≒2.05/1000の傾斜になります。

 

【2階図面②】

 

 

しかしこの傾斜も

既存住宅瑕疵保険の規準で言えば

6/1000以下なので全然問題無しです。

 

壁の傾斜もついでに見ますと

5/1000や4/1000の傾斜が

しかも同じ方向に傾いています。

 

壁の規準も6/1000以上なので

5/1000が有っても問題無く

既存住宅瑕疵保険が付保されます。

 

このブログを見ている方は

この6/1000以上の数値基準を

どの様に思われますか?

 

 

今日の纏めとして

既存住宅瑕疵保険の検査項目に

不同沈下の項目が有りません。

 

これが無い事は

凄く不思議でたまりません。

 

傾斜の基準数値が有るのに

 

何故不同沈下の項目と

沈下の判断基準が無いのでしょうか?

 

上記図面の建物は明らかに

右側に不同沈下しています。

 

この建物は

本当に問題が無い安全な建物でしょうか?

 

既存住宅瑕疵保険の仕組みは

私見として

住宅業界のだと考えます!

 

最後に

既存住宅を購入される前に

床・壁の詳細傾斜計測を実施しませんか?

 

その傾斜チェック図から

その建物の傾斜傾向が分かり

 

もしかすると

不同沈下の原因まで判明するかも!

 

という事で

今日のお話は

参考になりましたでしょうか?

 

昨日のウォーキング&ジョギング

距離は10.5km  歩数は13,623

トータル881日目(休んだ114日含む)

総距離7,610.2km

総歩数9,937,128歩

 

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今回は、これで終わります。

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