Y&Y住宅検査
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小屋裏に入っての検査は必要か?

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<小屋裏に入っての検査は必要か?>についてお話をします。

築年数が30年以上の

中古住宅の購入を考えている方は

住宅診断(床下・小屋裏に入っての検査を含む)を

実施してから契約をしませんか?

というご提案のお話をします。

 

住宅用構造材のプレカットは

約35年位前(昭和の終わり頃)から

一般的に普及しはじめ

平成12年頃に普及率が50%を超え

手元の資料には

2008年に90%を超えていますので

今現在も90%以上と考えて間違いないと思います。

下記写真は

どれも30年以上前の中古住宅で

それぞれの建物は

まだプレカットをせずに

大工が墨付けから手刻みまでを

全部していた建物と思われます。

それ故の

不具合事象を紹介して見ます。 

 

【火打ち梁のボルト金物設置未済】

 

上記写真は

小屋梁の方にボルト穴が開けておらず

ボルトを設置していない手抜き工事。

 

【小屋束の寸足らず】

 

上記写真は

明らかに

小屋束の寸法を

刻み間違えていて

そのまま

ほったらかし状態の手抜き工事。

 

【小屋束用のほぞ穴の位置間違え】

 

上記写真は

屋根の母屋のほぞ穴位置を

墨付けの時に間違えたと思われます。

母屋のほぞ穴を開けかえる事をしないで

カスガイ金物で固定した手抜き工事。

 

【小屋束の設置忘れ】

 

上記写真は

小屋束の設置未済工事です。

原因は

小屋束を刻み忘れたか

寸法間違いで後から設置しようと考えていたのが

そのまま忘れたと考えられます。

今現在は

殆どがプレカットを実施していますので

プレカット工場でプレカットした場合

最初のプレカット図面のチェックが

間違っていなければ

小屋束用のほぞ穴の位置間違いとかは

無かったと考えられます。

以上紹介した不具合事象を見て

どの様に感じましたか?

上記の不具合が有っても

30年以上

何の問題も無く経過しているのだから

「住宅診断」を実施する必要性は無い!

ただ単に

床下・小屋裏に入らない

「建物状況調査的」なインスペクションで

劣化事象の有無だけの調査で良い!

と考えますか?

それとも

今後は何が起きるか分からないから

床下・小屋裏に入る「住宅診断」をして

補強できる箇所を事前に知っていた方が良い

と考えますか?

あなたなら

どちらを選択されますでしょうか?

 

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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