Y&Y設計事務所
対象エリア:広島・岡山・山口

telお問い合わせ

〒730-0731 広島県広島市中区江波西1丁目6番35号
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

「住宅診断」の心得⑤として

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<「住宅診断」の心得⑤として>についてお話をします。

中古住宅を購入しようと考えている方も

「住宅診断」を依頼するインスペクターが

どの様な所をどの様な目線で

検査するのかが分かりますので参考にしてみて下さいね!

今日は

前回の続きで

新しくホームインスペクターの資格を取得した方の為に

住宅診断を実施する上で

特に

中古住宅の「住宅診断」を実施する時の

重要なポイントをお話します。

 

では本題に入ります。

前回のお話は

建築基準法

住宅瑕疵保険の設計施工基準

フラット35の木造住宅工事仕様書

を一つ一つ覚える事の重要性を書きました。

で

今日のお話は

買取再販業者の中古住宅について

のお話をします。

買取再販中古住宅は

基本的には

売主が不動産業者になります。

つまり

契約不適合責任が2年間は付いている事になります。

買取再販業者の中古住宅は

見た目は綺麗にリフォーム工事をしています。

その中古住宅の売値の相場が

地域的な事などで色々変わりますので

その中古住宅とリフォーム工事費と

利益を合わせた金額が売値に反映されます。

ゆえに

予算的な事を考えた場合

外壁・屋根の塗替えしか

リフォーム工事をしていない場合とか

売値に余裕が有れば

住宅設備を新しい住設に取り替える事もします。

インスペクターとして

その買取再販業者の中古住宅を「住宅診断」する場合

下記の件に気を付けて下さい。

①綺麗にリフォーム工事されている建物を見て

 不適合事象を見落とさない様に!

 例えば

 綺麗な外壁に目が行ってしまい

 基礎のひび割れを見落とす可能性も有りますので

 要注意です!

②リフォーム工事以前の間取り図が有れば

 必ず確認する事。

 何故かと言うと

 3/4坪しか無かった既存の浴室を

 1坪のユニットバスに変更している場合は

 床下に入って見ると

 基礎を斫ったまま補修をしていなかったり

 大引きを切断したまま補強もしていなかった場合も

 有ったりしますので

 床下に入っての検査では

 要注意しないといけない箇所になります。

 また

 2階トイレを増築している場合などが有りますので

 増築している取合い部分のチェックも

 重点的にチェックしないといけません。

③屋外排水管の各桝をチェックする事。

 特に

 最終桝の蓋の取手が

 サビ付いて朽ちている場合が有りますので

 見落とさない様に!

④部分的に床フロアーが新しかった場合は要注意です!

 それは何故か?

 床を貼り替えたり増し貼りをするという事は

 床の傾斜が酷いか

 又は

 床が相当傷んでいるかのどちらかです。

 大体は床の傾斜が酷い場合が多いと思われます。

 なので

 この様に一部屋だけか

 各階一部屋の床が新しいフロアーにやり替えていれば

 その他の床の傾斜と傾斜傾向をチェックして

 場合によっては再度外へ出て

 基礎のひび割れをチェックして

 床傾斜との関係を見る事も必要になります。

⑤住宅設備を取り替えていた場合は 

 換気扇ダクトとか排水管の接続部分をチェックする事。

 例えば

 ユニットバスの換気扇ダクトが

 接続されていない場合などが有りますので要注意ですよ!

⑥サッシや雨戸の開閉チェックを実施する事。

 特に

 雨戸が有る場合は

 雨戸がキチンと作動するか?

 雨戸のカギが閉まるかのチェックを忘れずに!

 また

 サッシの建てりのすき間チェックが重要です。

 上下のすき間の差が大きい場合は

 「不同沈下」の可能性に注意する事!

⑦屋根が塗替えリフォーム工事を実施していない

 セメント瓦などの棟瓦部分は要チェックです!

 何故ならば

 棟瓦を留めているクギが

 抜けそうになっている場合をよく見かけます。

 また

 屋根に苔が生えたままになっている事も多いですよ!

 

今日の纏めとして

買取再販業者の中古住宅の場合は

上記7項目はチェック忘れが無いように!

「考え方その五」として

買取再販業者の中古住宅は

大変効率よくリフォーム工事を実施していますので

買取再販業者の思惑通り騙されない様に

検査を実施して下さいね!

 

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊

「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊