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「住宅診断」衝撃不具合事象①として

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<「住宅診断」衝撃不具合事象①として>についてお話をします。

今から

既存住宅(中古住宅)を購入しようと考えている方へ

「住宅診断」を依頼されると

事前に

下記内容の様な

不具合事象が分かりますので

是非

依頼してみて下さいね!

 

今日は

既存住宅(中古住宅)の住宅診断で

衝撃を受けた

または

ビックリした不具合事象のお話をしてみます。

 

【写真①】

 

上記写真①は

築40年の建物で

照明器具が付いておらず

当分の間

人が住んでいなかった中古住宅の「住宅診断」でした。

「住宅診断」を実施する時に

仲介業者も依頼主もおらず

今でもハッキリと覚えていますが

この日はどんよりと曇っていて

今にも雨が降りそうな日だったので

外回りの検査を終えて

先にサッシ廻りの開閉などのチェックの後に

住宅設備のチェックに入ったのです。

そして

最初に流しの水栓を開いてみたら

上記写真①を見て分かる様に

「真っ黒な水」が出たのです。

今まで何年か人が住んでいない家を検査しても

赤水(サビが混ざっている水)が出るくらいなのに・・・・。

何故か

水栓を開ける前に嫌~な予感がしたのです。

結果的には

少し水を出し続けたら

普通の水が出だしましたが・・・・。

ホント

ゾ~っと背筋が凍ってしまいました。

この家は

何故か仏壇だけ置いたままだったので

床下に入っての検査が怖かったのですが

案の定

仏壇が有る和室の部屋の床下に

何故か唐草模様の「壺」が有って

これまた

ゾ~っとなって泣きそうになりました。(笑)

 

【写真②】

 

上記写真②は

汚水最終桝の底に

樹木の根らしき物がはびこっている写真です。

初めて見た時は

何か気持ち悪く

蕁麻疹が出る様な不愉快な気持ちになりました。

どちらかと言うと

今でもこの写真も見たくないので

目を逸らせてブログを書いています。(笑)

この不具合事象は

何故かたまに見かけますので

既存住宅(中古住宅)を購入される方で

「住宅診断」を依頼しない場合は

将来的に

汚水が詰まる可能性が有りますので

事前に

蓋を開けて確かめていた方が良いですよ!

 

【写真③】

 

上記写真③は

完全に衝撃を受けた

不具合事象の写真です。

この物件以前に

程度の軽い事象として

束石に針状結晶が発生していて

その針状結晶が原因で

劣化事象(ひび割れ)を起こしているのは見ていました。

なので

これが何なのかは直ぐに分かったのです。

しかし

この様に広範囲に

それもキソ表面を完全に劣化させて

コンクリート表面が剥離して落下しているのには

正直

衝撃を受けました。

多分

この写真は

「針状結晶による基礎の劣化状況」の標本になる位だと

私自身思っています!

 

という事で

この様な衝撃的な写真が

まだまだ沢山有るので

インスペクターになろうとしている方の為に

ちょこちょこっとアップして行きます。

今日はこれで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂くサービスとは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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