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基礎と土間とのすき間は要注意!

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<基礎と土間とのすき間は要注意!>についてお話をします。

既存住宅(中古住宅)の購入を考えている方へ

もし

物件の見学に行った時に

下記写真の様な隙間が有れば

100%建物が不同沈下していますので

その既存住宅が気に入って購入を考えている方は

契約する前に「住宅診断」を依頼して

床・壁の傾斜計測をして

不同沈下の原因を確認して下さいね!

不同沈下の原因によっては

補修金額が高額になる場合が有りますので

要注意ですよ!

 

【写真①】

 

 

【写真②】

 

上記写真①②は

長方形の建物の短い方の面なので

車庫土間コンと基礎との取合いのすき間は5㎜程度でしたが

床の傾きの最大傾斜は

低い法面側に

1階は『13/1000』

2階は『17/1000』の傾斜が有りました。

買取再販中古住宅でしたので

外壁塗替えや住宅設備の取り替えなどをしていて

とても綺麗にリフォーム工事をされていた建物でした。

 

【写真③】

 

 

【写真④】

 

上記写真③④は

面積の広い犬走り土間コンと

基礎との取合い部分のすき間は8㎜程度有りました。

床の最大傾斜は

低い法面側に『10/1000』の傾斜が有りました。

この建物は

買取再販の中古住宅では無かったので

リフォーム工事はされていませんでしたが

掃除が綺麗にされていました。

 

今日の纏めとして

何度でも同じお話をしますが

基礎と土間コンクリートとの取合いに

上記写真の様なすき間が有った場合は

不同沈下には要注意ですよ!

隣地境界線等に低い法面が有れば

不同沈下の可能性は100%です!

もし

それでも気に入って購入されるのでしたら

泣き寝入りをしない為に

「住宅診断」を依頼して

不同沈下の程度及び原因を追究してから

補修費用などを考慮して契約して下さいね!

 

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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