Y&Y住宅検査
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2030年に向けての注文住宅設計仕様!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない様に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<2030年に向けての注文住宅設計仕様!>についてお話をします。

今日のお話は

注文住宅を考えている方で

まだ間に合うのでしたら

最低でも下記の仕様で住宅を建てませんか?

と言うお話です。

高断熱・高気密住宅を専門に設計・施工している

設計事務所・工務店から見れば

幼稚な事を・・・・と思われるかもしれませんが (笑)

2030年に向けて

Y&Y住宅検査が

新築分譲住宅の「住宅診断」を通して

最低限「泣き寝入り」しない為の

注文住宅の設計仕様を纏めてみました。

①耐震構造に関して

熊本地震で指摘された耐震等級3が

16棟中14棟が無被害でという事が

調査で分かっています。

下記資料①を見て下さい!

 

【資料①】

 

上記資料①からも分かる様に

耐震等級3

住宅を建てるに当たって

一番重要と考えて欲しいと思います。

耐震等級3でも色々有りますが

許容応力度計算の耐震等級3です。

Y&Y住宅検査では

この許容応力度計算の耐震等級3をお勧めしています。

構造計算費用は

規模によって違うけど

15万円~20万円程度かな?

耐震等級3にする事によって

工事費用の増額は

基礎の鉄筋量の増量と耐震壁の増量で

坪当たり計算で1万円前後で出来ると考えますが

ただ

ウッドショックに関連して木材費が高騰していますので

その割合的に多少アップしているかも?

木材費を抑える方法として

梁の両端を必ず柱で支える事!

この事を基本に考えてプランをして行きます!

この事は

床の下がりを減少させる為にも重要です。

構造計算で梁の許容応力を計算していても

梁の両端を支える柱がない場合は

床が下がる原因にもなりますので要注意ですよ!

それと

熊本地震の調査結果でも内容が出ていますが

柱の直下率耐力壁の直下率の割合が低い場合で

耐震等級2の建物が倒壊した事から

この直下率の重要性が浮かび上がって来ています。

直下率の数値目標は

Y&Y住宅検査に於いては

柱の直下率は60%以上

耐力壁(筋交い)の直下率が50%以上と考えていますが

外壁の断熱・気密性能を考えた場合

外壁面にダイライト等の

構造合板類で施工すると思います。

その場合は

間仕切壁部分に入れた筋交いだけの直下率を考えるのは

難しいだろうから

柱の直下率60%

絶対に確保する数値目標と考えています!

 

②断熱性能に関して

以前のブログ<待った無し!2030年問題として

https://www.yandykensa.com/blog/11511

にも書いていますが

2050年の前段階で

2030年までにZEH基準を義務化する事になりそうです。

つまり

ZEH基準のUa値0.60以下が義務化になるのです!

今現在

国土交通省が考えている住宅性能表示制度で(6地域)

断熱等級5をUa値0.60(パブリックコメント済)

断熱等級6をUa値0.46

断熱等級7をUa値0.26

までを考えているようです。

下記資料②を参照してみて下さい!

 

【資料②】

 

当面は

Y&Y住宅検査では

断熱等級5(ZEH基準)のUa値0.60以下

数値目標と考えています。

 

③気密性能に関して

折角

断熱性能をZEH基準以上に上げても

気密性能が取れていなければ

室内にすき間風が入り

断熱性能を発揮させる事が出来ません。

例えば

冬期に室内が暖かくなったからと言って

エアコンを切ってしまえば

すき間から外気の冷たい空気が入って来て

室内の暖かい温度が持続せずに

時間と共に室温が下がって来ます。

室温を長時間保たせる為には

すき間風をシャットアウトさせる事が必要です。

その為に

気密性能を上げる事が必要になります。

高気密性能が有って初めて断熱性能が発揮できるのです。

つまり

断熱性能と気密性能の両輪が有って初めて

省エネ(高性能)住宅になるのです。

断熱と気密はセットで考えなければならないのです!

気密性能の目標は

Y&Y住宅検査に於いては

C値(相当隙間面積)を1.0以下を考えています

換気計画を考えた場合は

C値を0.5以下にした方が良いですね!

C値を確認する為には

気密測定を実施する事が必要です。

気密測定を実施する時期として

気密シートを張り終えた時点と

完成した時に測定します。

施工費用に関しては

この2回の測定費用は

10万円~15万円かかりますが

必ず気密測定は実施すべきです!

また

気密シート張りなどの材料・手間が

15万円~20万円くらい別途かかります!

 

④換気計画に関して

建築基準法で

シックハウス症候群の原因となる

ホルムアルデヒドの発散を防ぐ為に

建物の居室には

24時間換気が義務付けられています。

24時間換気で満たすべき室内の換気回数が

住宅の居室の場合は0.5回  / 1時間 が 決められています。

1時間当たり室内の気積を0.5回以上を換気させる

換気扇の性能が必要という事になります。

下記資料③は

基本的な24時間換気計画の事例です。

 

【資料③】

 

上記資料③は

第三種の機械換気設備になりますが

機械換気設備には

他に第一種・第二種の機械換気設備が有り

また

機械換気設備の他にも有りますが

その説明はまたの機会に回します。

Y&Y住宅検査に於いては

費用的な事と計画的に換気する事を考えて

ダクト式の第三種換気設備を考えています。

 

⑤耐久性に関して

案外

軽視されがちにされていますが

実は

大変重要な住宅造りの一画です。

では耐久性とは何か?から説明します。

例えば

耐震等級3の地震に強い住宅を建てたとしても

その骨組み(柱や梁や土台など)が

結露などが原因で腐朽していたり

土台や柱が

シロアリ被害に遭っていた場合

大きな地震が来た時に

住宅が倒壊する可能性が大変高くなってしまいます。

ゆえに

壁体内を結露させない為には

気密性能以外には

外壁通気構法を完結させる事が必須になり

小屋裏に結露させない為には

小屋裏換気をシッカリ実施して

小屋裏内の暖気を屋外に排出させる事が必須になります。

また

シロアリ被害を受けない為には

防蟻処理が必須ですが

防蟻処理に関しては

以前のブログの

防蟻処理剤をよく考えて見ませんか?

https://www.yandykensa.com/blog/11830

を参照にしてみて下さい。

Y&Y住宅検査に於いては

天然鉱物であるホウ酸処理を考えています。

 

⑥屋根形状に関して

ZEHにする為の準備として

太陽子発電設備を載せる為に

出来るだけ南側に載せれるような屋根形状も

考える事が必要ですね!

 

という事で

大変長くなりましたが

Y&Y住宅検査が考えている

注文住宅の設計仕様です!

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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