Y&Y住宅検査
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和室続き間が有る既存住宅の購入は要注意ですよ!

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<和室続き間が有る既存住宅の購入は要注意ですよ!>についてお話をします。

今日のお話は

既存住宅(中古住宅)の

床の傾斜計測についてのお話をします。

 

今迄のブログで

Y&Y住宅検査が提唱する計測箇所(点)で

床・壁の傾斜計測を実施すれば

自ずと

その建物の傾斜傾向が分かります。

それと

1階に和室の続き間がある場合は

下記写真①の手作り道具に取り付けた

デジタル水平器

下記写真②の様に応用する事で

ある程度は

傾斜傾向が分かる事を

以前のブログに記載しています。

 

【写真①】

 

上記写真①は

5年ほど前に考案した道具で

壁の傾斜が「への字」になっていても

計測点間距離2mの2点で

キチンと正確に壁の傾斜が計測出来ます。

 

【写真②】

 

上記写真②は

壁で使用していた

計測補助機に取り付けたデジタル水平器

床のタタミ縁の凹凸に影響されずに

2m間の距離で

タタミ床の傾斜計測が出来ます。

タタミの上を

レーザーレベルで計測するよりも

傾斜傾向が良く分かります。

 

つまり

この事で何を伝えたいかと言うと

1階の居室面積の内

半分以上が和室続き間で有った場合

1階床全体の傾斜傾向を

判断する事が大変し辛い事になります。

この様な間取りの場合は

2階の床の傾斜傾向と

1階和室続き間以外のDKの床の傾斜傾向だけで

「不同沈下」の原因を追究する事は

普通に考えて

大変困難と言うか追究が出来ないと考えます。

因みに

押入や掃出しの内障子の敷居部分を

計測する場合も考えられます。

床全体の傾斜傾向を知る為に計測する

和室のかどかど部分及び中央部分を

計測する事は出来ません。

であっても

既存住宅瑕疵保険加入の為

適合検査の検査項目に

和室の傾斜計測に

敷居を計測する様になっている

瑕疵保険法人も有りますが

基本的には

和室の場合は

床の傾斜計測はしなくても良い事になっています。

なので

Y&Y住宅検査の場合は

上記写真の様な補助器具を駆使して

建物全体の傾斜傾向を把握する事を考えています。

しかし

他のインスペクション業者は

インスペクションで

建物全体の傾斜傾向を導き出す事は考えていないので

よく計測したとしても

敷居部分を計測するぐらいでしょうね!

何故ならば

国土交通省が策定した

「既存住宅インスペクション・ガイドライン」には

建物全体の傾斜傾向を

導き出す事までは記載されていませんから!(笑)

 

今日の纏めとして

最近の新築分譲住宅等の間取りには

和室の続き間が有る建物は

ほぼゼロパーセントですね!

という事で

上記内容の問題は

既存住宅だけの問題になります。

既存住宅瑕疵保険加入の為の適合検査で

1階の居室の間取りが

和室続き間と床がクッションフロアーのDKだけの場合

1階の床の傾斜計測は

クッションフロアー仕上げのDKの床の傾斜のみで

傾斜判断をする事が殆どになります。

もし

この間取りで

1階2階の床の傾斜が6/1000未満で

その他に問題がなければ

既存住宅瑕疵保険に加入が出来ます。

これでは

実際に「不同沈下」が有ったとしても

表の検査方法では

「構造耐力上主要な部分」及び

「雨水の浸入を防止する部分」

問題が無かったという事で

既存住宅瑕疵保険に加入が出来て

付保証明書が付保されます。

この事から分かる事は

買取再販業者の既存住宅で

この間取りと同じ(和室の続き間が有る)建物で有った場合

本当に

既存住宅瑕疵保険が付保される建物ですよ!

って言う事を言葉通りに受け取って

安心・安全な既存住宅と考える事が出来ますか?

答えは「ノー」ですね!

と言う事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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