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新築住宅の床傾斜検証①

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<新築住宅の床傾斜検証①>についてお話をします。

今から注文住宅を依頼される方は

最初に

構造に詳しい工務店を探してみて下さい!

その工務店以外で有れば

許容応力度計算の耐震等級3

普通に出来る工務店を探してみて下さい。

その様な工務店で有れば

「構造区画」「柱の直下率」については

よく理解してプランを考えてくれると思いますが

念の為

一言伝えておきましょうね!

 

今日のお話は

新築分譲住宅の床傾斜のお話をします。

以前

新築住宅を「住宅診断」した建物の床の傾斜

「構造区画」「柱の直下率」から検証してみました。

下記図面①、②、③は

床の傾斜チェック図面です。

 

【図面①】

 

上記図面①は

1階床・壁の傾斜チェック図面です。

部屋ごとの床の傾斜は

最大3㎜の床の高低差しか有りませんでした。

3㎜と言っても

キッチン右下に47の測定値が1か所有るだけで

実質2㎜以内に治まっている最高ランクと考えます。

壁の傾斜に関しては

1/1000以下の傾斜でした。

 

【図面②】

 

上記図面②は

2階床・壁の傾斜チェック図面です。

2階も部屋ごとの床の傾斜は

最大3㎜の床の高低差しか有りませんでしたが

和室のタタミの部屋は

床の傾斜計測はしていません。

和室の右下角の柱の下には

1階の柱が有りません。

「構造区画」を考えた場合は

床傾斜のネックになる箇所です。

壁の傾斜計測の結果は

ただ一か所壁の傾斜が3/1000が確認しましたが

2mの計測測定をすれば

恐らく1/1000以下になったと考えられます。

 

【図面③】

 

上記図面③は

1階と2階を重ねて見た図面です。

問題個所の

和室右下の柱の下には1階の柱が有りません。

しかし

その柱が来るX方向通りは

X方向のスパンを4P(3.640㎜)までに抑えていますので

「構造区画」の基本のスパンに関しては

苦心した事が窺えますね!

恐らく

X方向の3.640㎜には

大きな梁背の梁が通っていると思われます。

この事から考えて

構造に強いと思われる工務店は

「構造区画」に関しては安心なのかな? ☜ 勝手な思い込み?(笑)

因みに

柱の直下率は59.09%でした。

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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