Y&Y設計事務所
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雨漏り補修には雨漏り調査専門業者が良い?

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<雨漏り補修には雨漏り調査専門業者が良い?>についてお話をします。

今日のお話は

雨漏りの電話相談のお話をします。

雨漏り相談のご依頼者が

何故弊社へ電話して来たのか?は

住宅に関する様々な相談を受けている

「住まいるダイヤル」へ相談した時に

紹介が有ったそうです。

実際に

Y&Y住宅検査の名前と電話番号を

直接教えて貰ったのかは分かりません。

相談内容は

3年前に外壁の塗替えメンテナンスをした後に

雨漏りが始まったとの事で

調査するのに費用が幾らかかるのか?

のお問い合わせ電話でした。

外壁を塗替えメンテナンスをした業者は

既に廃業したとの事で

雨漏りの原因を突き止めようとはせずに

もう逃げ腰の様な感じとの事。

 

それは置いといて

依頼者に最初に確認した内容は

建物の構造と大きさ(面積)

一戸建ての住宅ですか?です。

その後にお伝えした事は

雨漏りの原因迄を追究するのであれば

費用がかかりますが良いですか?って聞いたら

えぇ~費用がかかるんですか~? 

何となく困ったような感じだったので

もし良かったら

弊社と同じ協会に登録している

雨漏り調査専門の業者を紹介しましょうか?

ここだったら

目視調査するだけで有れば

無料で見てくれると思いますが?

と言うやり取りの後に電話番号を教えました。

その時は必ず調査費用を念の為に確認して下さいね!

もし

紹介した業者の反応が思わしくなかったら

再度電話下さいね!とお伝えし

取り敢えず一件落着しました。

 

その後

紹介した業者の担当者から私の方に連絡が入り

その担当者が聞いた雨漏り箇所は1階で

バルコニーの下側に有る部屋との事。

であれば

その住宅がコンクリートパネル造と分かっていたので

バルコニーに出入りする掃出しサッシと両側の

外壁コンクリートパネルの水切りコブの下側が

バックアップ材とシーリングを打っていない事が多いから

多分ここからだと思いますよ!と伝えました。

下記写真①、②が

以前

同じコンクリートパネル造の建物を「住宅診断」した時の

水切りコブの下側の写真です。

 

【写真①】

 

 

【写真②】

 

後から分かった事は

住宅の所在地が山口県熊毛郡だったようで

本来であれば

お断りする地域だったそうですが

今回は行ってくれるとの事で感謝です!

もし調査日が16日で有れば

私も同じ方面(町)に居ますので立ち会えるかもしれないから

日時が分ったら教えて貰う事にしました。

実際に現地を調査して

想像していた箇所かどうか確認して

もし原因箇所が合っていたらうれしいかな?

 

今日の纏めとして

今回の場合は

所属している同じ協会のメンバーに

無料で目視調査をしてくれる

雨漏り専門の業者がいましたので

本当に助かりました!

ここで

一つ問題として考えられるのは

今回の相談者の様に

雨漏りの原因が分かれば

補修工事を直接

調査した業者に依頼する事が出来る方が

ご依頼者には便利と考えられます。

がしかし

今回は別として考えて

全てが

安心して調査と補修を依頼できるとは限りませんので

その辺はケースバイケースで要注意すね!

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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