Y&Y設計事務所
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複雑な共同住宅のプランの問題点とは!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<複雑な共同住宅のプランの問題点とは!>についてお話をします。

今日のお話は

木造共同住宅の設計についてお話をします。

 

以前

少しお話した木造共同住宅が進み出したのですが

いきなり大きな壁にぶち当たりました。

 

2階建ての木造共同住宅なのですが

 

このプランをされた設計事務所の方が

最終打合せの前日に

日影規制に引っ掛かる事に気が付いて

プラン変更をしたのです。

 

Y&Y設計事務所が

急遽プラン変更をしたプランを

引き継いで実施設計をする事になったのです。

 

と言っても

敷地の土留め擁壁の件で最終プランが決まらず

なかなか進まなかったのです。

 

土留め擁壁を石積みの内側に施工する事で

何とか施主様の了解が取れたので

 

以前の

設計事務所のプランを基にして

敷地スペースが狭くなった部分をプラン変更して

どうにか敷地内に入るプランを作成しました。

 

施主様のゴーサインが出たので構造計算を依頼しました。

 

何故

構造計算を依頼するのか?

 

それは

ロフトスキップフロアー等が有って

大変複雑なプランなので

 

普通に

自前のCADソフトで

仕様規定の壁量計算や四分割などの計算が出来ないのです。

 

という事で

構造計算屋さんに図面を渡して

事前チェックした時点で

ここで大きな壁にぶち当たったのです。

 

壁量計算をするに当たって

壁の通りが足らない事が分かったのです。

 

その為に

他の仕事を後回しにして

丸一日時間を割いて

プラン変更図面を作成しました。

 

このプランで

構造計算が何とか

前に進められる事が分かれば

直ちに施主様にプランが見せられる様に

 

構造計算が

確定していない図面を仕上げたのです。

 

このプランが

何とかスンナリと構造計算の方で通れば良いのですが・・・・。

 

という事で

日記的なブログになってしまいました!

今回はこれで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不適合事象が無い事で安心。

納得とは、不適合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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