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住宅の最高軒高さの考え方(概念)として!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<住宅の最高軒高さの考え方(概念)として!>についてお話をします。

今日のお話は

住宅の設計をしていて「?」のお話をします。

 

今回は

第一種低層住居専用地域に建てる共同住宅で

複雑な構造だったので構造計算をする事で

 

設計する方としては

少しでも「安心」と言う保証が欲しかったのです。

 

下記資料①が

その建物の矩計図の簡単に書いた図面です。

 

【資料①】

 

上記資料①の

2階軒高さを6990㎜で押さえているのは

第一種低層住居専用地域の場合だからです。

 

軒高さが

7000㎜を超えると日影規制の制限を受けます。

 

敷地に余程の余裕が有る以外は

実質的に考えた場合

その建物は日影規制でNGになって建てられません。

 

今回の建物は

1階にロフトが有って

尚且つ2階にスキップフロアーとロフトが有る為に

階高さが3mを超える大変複雑な構造だったので

 

構造計算屋に依頼して構造計算をして貰ったのです。

 

その結果が

上記資料①の矩計図の様に

軒高さ6990㎜より上に有る

梁桁部分の水平構面(火打ち梁を設置する面)で

構造の安全性を高めたのです。

 

これは

構造計算を実施する事で

この建物の安全性を考えての事でした。

 

しかし結果的には

確認検査機関

最高軒高さが7000㎜を超える指摘が有りました。

 

指摘された理由は

6990㎜より上に有る

梁桁の天端高さが7000㎜を超えているからNGとの事。

 

外壁の外周部の軒桁高さが

7000㎜を超えていないのに何故?・・・・・

 

まぁ

最高軒高さの考え方は確認検査機関によって

色々な考え方が有るので仕方が無いですが・・・ ☜ 納得はしていませんけどね!

 

ここで言いたかった事は

普通の住宅で有れば

共同住宅の様に構造図を提出しないので

 

結果的に

同じ様に7000㎜を超える梁桁が有っても

確認検査機関が構造図をチェックしないのでOK

という事になります。

 

しかし

普通の住宅で

より構造的な安全性を求めて

耐震等級3の許容応力度計算を実施して

 

もし

同じ様な梁桁の高さになった場合は

 

今回と同じ様に

確認検査機関の審査でNGという事になりますね!

 

何か腑に落ちませんね!

 

建物の構造の安全性を追求する為に

構造計算を実施した意味が無くなりますね!

 

今日の纏めとして

最高軒高さの考え方(概念)を

外壁外周部の軒の高さで統一しませんか?

 

という事で

今日のお話は、参考になりましたでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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