Y&Y設計事務所
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現場監督は気概を持って家を建てて下さいね!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<現場監督は気概を持って家を建てて下さいね!>についてお話をします。

今日のお話は

「工務店の現場監督に一言」についてお話をします。

 

工務店にしても

その協力会社にしても

 

ホント何故

決められた事を守ろうとしないのか?

 

例えば

市街化調整区域で家を建てる為に

都市計画法第43条第1項の申請書を提出する前に

 

敷地が斜面だったので

地鎮祭の為に水平に掘削した件などは

 

せめて施工する前に

役所に確認をしてから掘削すれば良いのに・・・・。

 

43条申請の為に役所の人が現地を見に行っ後の

指摘事項に

元の状態に直す迄は許可を出せないという事になってしまいます。

 

他にも

確認申請の許可が有りる前にと言うか

確認申請書が来たので

役所の人が現地に調査しに行って見たら

 

何ともう

鋼管杭打ち工事の半分が終わっている状況。 ☜ 信じられないですね?

 

この件は

鋼管杭を全部抜く事で

許してもらえたから良かったのですが・・・・。

 

上記の件は

確認申請などの代行業務をしている私は

その度にヒヤヒヤもんでしたね!

 

問題なのは

「住宅診断」時に発覚してしまう手抜き工事です。

 

工務店の協力業者が

現場監督の無知な事を利用して

あからさまな手抜き工事をしてしまう事です。

 

現場監督は無知な為に

手抜き工事をされたとは気付いていないのです!

 

例えば

何かの認定書の施工要領に

施工方法がシッカリと記載しているにも拘らず

予算が無いので一工程を省いてしまうとか

 

天井断熱材を入れる時に

間仕切壁上部に

通気止めの断熱材を入れる事を省いたり

 

壁断熱材の入れ方を

メーカーの施工要領で施工せずに

自分勝手な方法で入れたり・・・・。

 

工務店としては

この様な施工を完成した後に補修する事は

ほぼ出来ないですねと言うより

 

費用が掛かり過ぎるので

建築基準法違反で無ければ

鼻っから補修しようとしないでしょうね!

 

そんな住宅でも

買主は契約してしまうから工務店の施工が直らないのかな?  

 

今日の纏めとして

工務店の現場監督は

もう少し現場の事を勉強をして

協力業者に手抜き工事をされない様に!

 

あと一つは

良いものを作って行こうとする

気持ち(気概)を持って欲しいなぁ!

 

という事で

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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