Y&Y設計事務所
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またまた「住宅診断」って必要?という疑問!

このブログは

住宅診断及び住宅設計を通して知り得た情報を

住宅診断の一環として

住宅を購入または計画中の方が

泣き寝入り(又は後悔)しない様に

注意喚起の為にアップしています。

 

今回は、<またまた「住宅診断」って必要?という疑問!>についてお話をします。

今日のお話は

既存住宅のインスペクションのお話をします。

 

と言っても

定期的に発症する「住宅診断」って必要なのだろうか?

って悩む病気です。

 

今迄

契約前の既存住宅の「住宅診断」を実施して

これは酷いと思って報告書を作成し

 

どの様に冷静に

依頼者に報告しようかと悩む物件は数知れず・・・・。(笑)

 

がしかし

床の傾斜が6/1000を超えていても

床下がカビだらけでも

基礎に大きなひび割れが入っていても

一向に気にする様子は無く契約をしてしまいます。

 

この様な人達の傾向は

この家に一生住み続ける訳でもないからとか

リノベーション工事をするから少々の事は

直してしまうから大丈夫!てな具合です。

 

そうかと思えば

契約後に引っ越してから

不具合事象が見つかり

気になり出したら他の所も気になり出してから

「住宅診断」を依頼される方もいます。

 

この様な方は

ほぼ100%泣き寝入りになってしまい

 

売買契約に不備が無い限り

弁護士に依頼してもどうにもならない場合が殆どですね!

 

では

「住宅診断」をせずに契約して泣き寝入りする人と

「住宅診断」を実施して

不具合事象が有っても契約する人の違いは・・・・?

 

既存住宅は

こんな物だと割り切れる人は

「住宅診断」を事前に依頼して不具合事象を確認するのかな?

 

既存住宅を

ローン一杯いっぱいで購入しようとする人や

何らかの理由で購入を急いでいる人達は

 

住宅を購入する事だけに思考が偏ってしまい

冷静な判断や人の助言が耳に入らない人が

 

契約後に引っ越してから

不具合事象に気が付き

どうしたら良いのかと右往左往している中で

 

初めて

「住宅診断」という検査が有る事に気が付き

不具合事象がどの程度なのかを調査依頼します。

 

上記の最初の人達は

「住宅診断」でなく「建物状況調査」でも

大して問題は無いのかな?

 

後からの人達には

「住宅診断」では無くて

「欠陥調査」が必要でしょうね!

 

と考えた場合は

既存住宅の為の「住宅診断」

後からの人達に本当は必要と思われますが

 

結果的には

「欠陥調査」でも良いのかな?

って考えてしまいます!

 

本当は

泣き寝入りする人を無くす為に

このブログを書き続けているのですが

 

まだまだ

このブログが「住宅診断」が本当に必要な人達には

残念ながら読まれていませんね!

 

という事で

今日のお話は、少しは参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不適合事象の有無を調査するのではなく、

もし不適合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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