フォグマシーンを床下で使用してみました！

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良　そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます！

 

今回は、＜フォグマシーンを床下で使用してみました！＞についてお話をします。

今日のお話は

試験的にフォグマシーンで

「床下漏気調査」を実施したお話をします。

 

新築分譲住宅の完了検査時に

工務店に協力をお願いして

 

フォグマシーンで

床下断熱材欠損の調査を

させて頂きました！

 

下記写真資料①が

洗面脱衣室の床下に設置した

フォグマシーンです。

 

 

フォグマシーンを

初めて使用したので

 

フォグマシーンの使い方が

？？？ってなる事もあったり

 

当日の

建物廻りの環境によって

床下にスモークが行き渡らない？

事も分かりました。

 

フォグマシーンの性能を

十分理解出来る様に

やはり何回か試験的に

使用してみないと分かりませんね！

 

今回の調査結果は

下記写真資料②の様に

 

 

少し見えにくいですが

相当な量のスモークが

 

床とドア枠の取合い部分から

スモークが噴き出していました。

 

この原因は

床下の大引きと断熱材の取合い部分に

すき間が有って

そのすき間を通ってから

 

下記写真①の様な

柱と床の厚床合板との取合い部分の

すき間を通過したスモークが

室内に入って来たと考えられます。

 

 

つまり

高断熱・高気密住宅ではない

新築分譲住宅では

 

大引きと断熱材とのすき間を

気密テープ等で気密処理施工を

していないので

 

室内にスモークが

入って来ても仕方がないですね！

 

しかし出来れば

新築分譲住宅であっても

１階床の気密・断熱施工をして欲しいですね！

 

でもしかし

期待するのは無理だろうから

新築分譲住宅を購入した後に

 

「床下断熱材欠損リカバリー補修」を

頑張ってしましょう！

 

Ｙ＆Ｙ設計事務所は

「床下断熱材欠損リカバリー補修」のサポートもしていますので

是非、ご一報くださいね！

 

という事で

住宅に関する諸々の相談や

床下断熱材欠損リカバリー補修の相談は

Ｙ＆Ｙ設計事務所へ！

 

今回は、これで終わります。

 

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊

「Y＆Y住宅検査」が　お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊