Y&Y設計事務所
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事務所のすき間風と室温から分かる事として!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<事務所のすき間風と室温から分かる事として!>についてお話をします。

今日のお話は

床下断熱欠損のすき間

どのくらい室内の温度

影響が有るのかについてお話をします。

 

実際の住宅ではないのですが

事務所で検証してみました。

 

検証と言っても

事務所の玄関ドア下側のすき間

 

どのくらい事務所の室温

影響を及ぼしているのかを検証したのです。

 

下記写真①を見て下さい。

 

【写真①】

 

上記写真①は

玄関ドアのすき間から入る

外気の風速を計測したら

温度が12.2℃で 風速が1.03ⅿ /sほどでした。

と言っても分からないでしょうが

 

すき間に手をかざしたら

冷たい空気が入って来るのがハッキリ分かります。

 

エアコンは28℃に設定して

1時間半経っても15.2℃から

なかなか暖まらなかったので計測してみたのです。

 

下記写真②が

玄関ドア下側のすき間の大きさです。

 

【写真②】

 

実際の住宅で考えた場合

寒い冬に窓にすき間が分かるほど

窓を閉め忘れる事はないでしょうが

 

床下に断熱欠損が有れば

室内がなかなか暖まり難いのは確かな事です。

 

例えば

下記写真③は

床下からの配水管を壁に通していますが

見ての通り断熱欠損です。

 

その配水管廻りのすき間から

床下に入った冷たい外気が壁の中に入り込みます。

 

【写真③】

 

壁内に入った冷たい外気が

コンセントの穴等や壁と天井の取合い部分すき間から

室内に入る事は

簡単に誰でも想像が出来ると思います。

 

もっと分かりやすいのは

下記写真④を見て下さい。

この断熱欠損の写真は何回もアップしています。

 

【写真④】

 

このユニットバス下部の人通口に

基礎断熱材が無い場合は

 

ユニットバスと外壁・間仕切り壁のすき間から

冷たい外気が1階天井裏に入り込んでいます。

 

その冷たい外気が

先程と同じ様にコンセントや

床・天井と壁の取合いのすき間から室内に入り込むのです。

 

 

今日の纏めとして

どうですか?

新築分譲住宅を「住宅診断」を実施して

 

上記写真の様な断熱欠損

全く無い新築分譲住宅は

残念ながら見た事が有りません!

 

やっと念願の

新築戸建てに住み出したのに

 

この家は寒い!って言っている事を

良く聞きませんか?

 

その原因は

上記不具合写真の様な床下断熱欠損

原因と言っても過言では有りませんよ!

 

という事で

住宅に関する諸々の相談や「住宅診断」

そして

床下断熱材欠損リカバリー補修の相談は

Y&Y設計事務所へ!

 

今日のお話は、参考になったでしょうか?

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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