Y&Y設計事務所
対象エリア:広島・岡山・山口

telお問い合わせ

〒730-0731 広島県広島市中区江波西1丁目6番35号
営業時間:8:30~18:30    定休日:不定休    MAIL:info@yandykensa.com

部分2階建てプラン作成時の拘りとして!

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<部分2階建てプラン作成時の拘りとして!>についてお話をします。

今日のお話は

部分2階建て住宅のお話です。

 

下記図面の様に

敷地の関係上

細長いへの字型の1階平面プランに

 

1階床面積の半分くらいの

2階平面プランが載る時には

 

短辺方向の

耐力壁の直下率に気を付けています。

 

【鳥瞰図①】

 

 

【直下率計算①】

 

特に

平屋部分と2階部分の境の耐力壁です。

 

別に

法的な決まりは有りませんが

 

2階壁の長さの

半分以上は欲しいと考えています。

 

今回の場合は

お母さんが車イスでの移動が条件だったので

ホールからLDKとの取合いの戸を

芯々1mの引込み戸としています。

 

その為に

2階壁の長さの半分以上の

耐力壁が取れていません。☜ 個人的に拘っているだけですけど!

 

敷地の

南北の距離が無いので

仕方が無いと言えば仕方が無いのですが・・・・。

 

直下率だけを考えた場合は

耐力壁の直下率50%以上に対して83.33%

柱の直下率60%以上に対して68.75%

 

なので

仕様規定の壁量計算的には

全く問題は有りません! 

 

 

今日の纏めとして

耐震性能に拘ったプランと

施主の要望を満足させたプラン

 

この両方を満足させるプランは

なかなか簡単には出来ませんね!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

新築住宅の「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象が無い様に

耐震性能を第一に考えた

プランを作成しています!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊

「Y&Y住宅検査」が お客様に提供させて頂く住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊♦◊