Y&Y設計事務所
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4P の梁両端を柱で支えるには限界が有る?

「住宅診断」を数多く実施して

不具合事象の原因追求をして来たから分かる

施工未済や施工不良 そして自然の力など

インスペクターから見た住宅設計とは・・・

「泣き寝入り」や「後悔」しない為に

住宅プラン作成の応援をして行きます!

 

今回は、<4P の梁両端を柱で支えるには限界が有る?>についてお話をします。

今日のお話は

新築分譲住宅プラン作成の

考え方のお話です。

 

Y&Y設計事務所

新築分譲住宅のプラン作成する場合は

下記2項目を必ず検討します。

①耐力壁・柱の直下率

②構造区画(梁の両端を柱で支える)

 

新築分譲住宅の

「住宅診断」を実施していて思う事は

 

耐力壁と柱の直下率

気にしていないプランが大変多い事!

 

直下率を考えていないから

構造区画の事は

それ以上どうにもならないプランです。

 

その様な

新築分譲住宅を見ていますので

自分がプランをする時は

 

上記2項目は

クリアさせたいと考えながら

プランの作成をしています。

 

がしかし

それでも下記図面①

矢印部分の「A」の様に

3Pの梁に4Pの梁が架かってしまう

プランになってしまいます。

 

【図面①】

 

下記図面②の

2階バルコニーに出る所の

X方向の通りの4P梁になります。

 

【図面②】

 

このプランの特徴は

約30坪という小さな分譲住宅なので

玄関に入った瞬間に

広いイメージを持ってもらえる為に

 

玄関上部を吹抜けとし

階段と一つの空間にしています。

 

それプラス

2階の廊下も

一つの空間にしていますので

 

見学に来られた方は

広いイメージを

持たれるのではないでしょうか?

 

その他として

比較的広い屋根付きバルコニー(ベランダ)なので

ドライルームは考えませんでしたが

 

今思えば

1階洗面脱衣室の

タタミ一枚分の収納をオープンにして

可動棚だけにして置けば

ドライルームとしても使い易かったかな?

 

勿論

太陽光発電パネル

6kw搭載可能の屋根形状です!

 

下記の

直下率計算では

耐力壁も柱の直下率も70%以上なので

直下率的にはクリアしています。

 

【直下率計算】

 

 

今日の纏めとして

耐力壁や柱の直下率

ほぼクリア出来ますが

 

構造区画(4Pの梁両端を柱で支える)までを

完璧にクリアさせる事は

 

分譲住宅の場合は

ある程度限界がどうしても出て来るのかな?

 

それとも

自分の設計能力が無いのか? (´;ω;`)ウッ…

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

新築住宅の「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

入居後の不具合事象に関する電話相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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「Y&Y設計事務所」が お客様に提供させて頂く

詳細な住宅診断とは、

ただ単に不具合事象の有無を調査するのではなく、

もし不具合事象が有れば、

その原因をより詳しく目視の範囲内で追及し、

不同沈下などの傾きが有れば、

建物全体の傾きなどの傾斜傾向を図面にて表現する事で、

より分かり易く建物の現況を報告書に纏め、

お客様が、安心・納得して購入する事が出来る様に

説明するサービスを提供させて頂いています。

ここでの「安心・納得」とはどの様な意味なのかと言いますと、

安心とは、不具合事象が無い事で安心。

納得とは、不具合事象が事前に分かる事で納得。

住宅診断とは、この二つを得る為の手段だと考えています。

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