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耐震性能を考える上で直下率チェックは必須!

今回は、<耐震性能を考える上で直下率チェックは必須!>についてお話をします。

今日のお話は

新築分譲住宅の耐震性能のお話をします。

 

下記資料①は

今回プランをした新築分譲住宅の

耐力壁と柱の直下率を計算した資料です。

 

この直下率の重要性が知れ渡ったのは

平成28年(2016年)に発生した熊本地震

被害を検証した事からです。

 

絶対に倒壊しないと思われていた

耐震等級2の住宅が倒壊した事で

倒壊した原因を専門家が調査した結果

 

直下率の低さが

大きな原因の一つと見解が出されたのです。

 

倒壊した住宅の

耐力壁の直下率が17.8%(適正直下率50%以上)

柱の直下率が47.5%(適正直下率60%以上)だったのです。

 

この

直下率の検証が発表されてから

 

この適正直下率を

Y&Y設計事務所

この数値(適正直下率)を基準にしています。

 

【資料①】

 

 

この適正直下率として

※耐力壁の直下率が50%以上

※柱の直下率が60%以上は

必須と考えています。

 

上記資料①は

今回確認申請を提出するプランで

耐力壁の直下率が68.75%

柱の直下率が66.67%になっています。

 

本当は

構造区画もキチンと考えれば良いのですが

最大スパンを4Pに押さえている事と

総2階という事で

今回のプランは良しと考えています。

 

 

今日の纏めとして

たまたまプランの打合せで

 

下記写真①の

直下率構造区画

全然考えていない工務店が話題に上って

 

やはり

この工務店の評判は

大変宜しく無い事を再確認しました。

 

【写真①】

 

 

注文住宅を計画している人は

直下率や構造区画などの耐震性能には要注意ですよ!

 

必ず担当営業に

直下率は何%かを確認しましょう!

 

即答が無い場合は

直下率を軽視している工務店なので

要注意ですよ!

 

という事で

今日のお話は如何でしたでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

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