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住宅購入時には隣地建物スペースに要注意!

今回は、<住宅購入時には隣地建物スペースに要注意!>についてお話をします。

今日のお話は

隣地境界線から外壁芯までの距離のお話です。

 

ウォーキングをしていたら

新築分譲住宅の現場を見る事が有ります。

 

今回確認(勝手にチェックした)した現場は

どちらも3階建ての2棟並びの現場です。

 

下記写真①は

隣同士の建物外壁芯の間隔が

600㎜位の新築分譲住宅の現場です。

 

【写真①】

 

 

下記写真②は

隣同士の建物外壁芯の間隔が

1200㎜位の新築分譲住宅の現場です。

 

【写真②】

 

 

上記写真①、②のどちらも

元々は一つの敷地だったものを分割して

2棟並びにした新築分譲住宅です。

 

なのでどうしても

隣同士の建物の距離が近くなっています。

 

 

私見ですが

上記写真①の建物の間隔は

 

隣地境界線から見れば

建物の壁芯まで

約300㎜しか無いという事になります。

 

何が言いたいかと言うと

この建物も10年以上過ぎれば

 

外壁塗替えメンテナンス

実施する様になります。

 

一緒の時期に

一緒の外壁塗装業者に依頼するので有れば

隣地間の足場を共有すれば良いのですが

 

一緒の時期に

外壁塗替えのメンテナンスがしない場合

 

その時には

建物間の隣地境界線を越境しなければ

足場が建てれません。

 

隣同士が

お互いさまという考え方(気持ち)を

持っていれば良いのですが

 

今の日本では

得てして自分よがりで

世知辛い世の中になっていますので

 

越境して

足場を建てる事が難しい場合も

出て来ると想定しなくてはなりませんね!☜悲しいですが・・・・。

 

なので上記写真①の様な

隣地境界線までの距離が

300㎜前後しか無いの場合は

 

将来的な事を考えて

売買契約書

メンテナンス時などの工事時などに

無条件で越境して足場を建てれる様な条件を

必ず入れて貰いましょう!☜それでもどうかな?

 

出来る事ならば

その新築分譲住宅の購入を

諦めた方が無難と考えます。

 

せめて

上記写真②の様に

隣地境界線までの距離は

最低でも600㎜以上有った方が無難ですよ!

 

 

今日の纏めとして

新築分譲住宅を分譲する業者

敷地条件の良い土地の価格が高いので

 

上記内容の様に

敷地を分割して2棟建てる事が

以前よりも増えて来ると考えます。

 

なので

住宅を購入しようと考えている方は

隣地間ペースが狭い新築分譲住宅よりも

 

ある程度

隣地間スペースが有る既存住宅

リフォーム工事を前提として

購入されるのも一つの選択肢と思いますよ!

 

ただしそれでも

2000年以降の既存住宅ですよ!

 

という事で

今日のお話は参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

少しでも不安(泣き寝入り)を少なくしませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離8.1km 11,309歩

トータル147日目

距離1,321.3km 1,745,593歩