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経年劣化による損害は瑕疵保険で補償されるのか?

今回は、<経年劣化による損害は瑕疵保険で補償される?>についてお話をします。

今日のお話は

既存住宅瑕疵保険は

経年劣化による損害

瑕疵保険では補償されない!と言うお話です。

 

買取再販物件で

外壁のみを綺麗に

塗替えメンテナンス工事をしただけで

 

屋根の塗替え

しないで販売する場合が有ります。

 

カラーベストセメント瓦の場合は

塗替えが比較的容易なのですが

 

コンクリート瓦の場合は

塗替えが出来ない場合が有ります。

 

何故ならば

塗替え塗装を実施しても

その塗装が剥げてしまうので

 

塗装業者が

コンクリート瓦

塗替えを拒否する様です。

 

何故ならば

折角塗り替えても

コンクリート瓦の場合は

直ぐ剥げてしまいますので

 

そのメンテナンスを

何回も無償でさせられる事が

分かっているからです。

 

でも最近では

コンクリート瓦にも

塗装できる塗料が有る様ですが

コストが通常より高いそうです。

 

話を戻して

もし塗替えメンテナンスをしていない

コンクリート瓦の場合

 

経年劣化によって

表面の塗装が剥げてきて

 

防水性が無くなって来ると

コンクリート瓦自体の劣化が始まります。

 

コンクリート瓦が劣化して

雨水が下地のルーフィングに浸入し出したら

 

今度は

ルーフィングが劣化してしまい

 

結果として

雨漏りを起こしてしまいます。

 

この場合の

雨漏りに対する損害は

経年劣化に当て嵌まってしまいますので

 

瑕疵保険で

補償されない可能性が大変大きいです。

 

なので

既存住宅を購入される場合は

屋根の塗替えメンテナンス実施の有無を

必ず確認しておきましょう!

 

今日の纏めとして

買取再販の既存住宅

屋根の塗替えを実施しないのに

 

既存住宅瑕疵保険を

付保される事があります。

 

ただし

瑕疵保険法人によっては

築年数に応じて一般的なメンテナンスを

実施していなければ

付保されない場合も有ります。

 

つまり

屋根の塗替え工事をしなくても

 

ひび割れ等の

不具合(ひび割れ等)が無い場合は

既存住宅瑕疵担保保険に入れます。

 

この事を悪用して

買取再販業者

既存住宅瑕疵保険が

付保される建物として販売できます。

 

つまり

買取再販業者にとって

住宅瑕疵担保保険

 

販売するのに

大変都合が良い仕組みなのです。

 

しかし

買主側にとっては

 

既存住宅瑕疵保険が

付保される建物なので

安心して購入される方がいますが

 

これは

大きな罠なのです!

 

最初の方で記載している通り

 

もし

屋根材の経年劣化による

雨漏りによる被害が発生しても

 

既存住宅瑕疵保険が付保されていても

経年劣化が原因なので

瑕疵保険で補償されません!

 

売主側に言っても

契約不適合責任には問えないでしょうから

 

結局は

買主側の自腹で

補修するしか方法が有りませんので

要注意ですよ!

 

という事で

今日のお話は

参考になったでしょうか?

 

Y&Y設計事務所

「住宅診断」を実施して

沢山の不具合事象を見ていますので

 

これらの

不具合事象を少しでも減少させる為に

 

売主側「建物状況調査報告書」に対しては

「セカンドオピニオン」は必須!

 

既存住宅の場合は

「住宅診断」は必須ですよ!

 

注文住宅の場合は

「新築各工程検査」

プラン思い込み図面チェック」

費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?

 

依頼する事で

家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?

 

勿論

設計事務所として

住宅の設計相談もOKですよ!

 

毎日ブログを更新していますので

住宅の購入を考えている人は

他のブログも見て下さいね!

 

今回は、これで終わります。

 

昨日のウォーキング

距離11.5km 14,881歩

トータル201日目(休んだ6日間含む)

総距離1,830.1km 総歩数2,423,286歩