2025/02/05
Y&Y設計事務所は
住宅診断で幸せな暮らしを応援します!
住宅を建てる又は購入する前に
是非、一読下さい!
今回は、<床下排水管の配管経路には要注意ですよ!>についてお話をします。
今日のお話は
床下の排水管を配管する時に
何かの作業をする為に
後から床下に入る事が有るかもしれないと
考えませんか?と言うお話です。
最近
新築住宅の工事中の現場が
また数件
ウォーキング経路内に建ち出しました。
なので
楽しみながらウォーキングが出来ます。
先日のブログにも
床下の排水管の配管の
お話を記載しましたが
今回は別の建物のお話になります。
下記写真①は
以前のブログに採用した写真ですが
今回の建物の場合は
基礎立上り間の
3尺(芯々910㎜)の空間に
この下記写真①の排水管に
更にもう一本の
排水管が配管されていました。
上記写真①の写真を
最初に採用した時には
赤丸部分から左側に
人が入れないのではないか?
と言うお話だったと思います。
この写真の現場の場合は
100㎜径の配管が1本だけだったので
芯々910㎜内の空間でも
人が通る事が出来ます。
しかし
今回の現場では
この写真の100㎜径の配管に
更に75㎜径の配管が
並行して配管されていたのです。
床下高さは
大引きや土台が横断しない所で
475㎜有りますが
大引きや土台が横断している場合は
床下高さは370㎜しかないのです。
上記写真①の様に
100㎜径の配管が通っている場合は
排水管の勾配を取る必要があるので
配管上部の空間は
径100㎜+排水管勾配分50㎜としても
残りが325㎜です。
土台等が横断している場合は
残りが220㎜です。
更に75㎜径の配管も
同じ様に排水管勾配分を50㎜として
残りが350㎜です。
土台等が横断している場合は
残りが245㎜です。
この2本の配管の上を
例えば1mの距離を
出来るだけ体重をかけない様に
移動する事が出来ると思いますか?
普通の大人の体型でしたら無理です。
今日の纏めとして
排水管の上を移動する為に
排水管に体重をかければ
何とか通り抜ける事が出来るかな?
排水管に体重をかけて
排水管の上を移動した時に
排水管の固定金物に
支障が出るかもしれないと考えた場合は
ホームインスペクターは躊躇しますので
通れなかったと報告します。
引渡し後に
何かのメンテナンスに床下に入った人が
もしかしたら
排水管に不具合を発生させる
可能性も有りますので
注文住宅を建てられる方は
床下排水管の
配管経路には要注意ですよ!
※ご意見、ご感想がある場合はこちらからお願いします
という事で
今日のお話は
参考になりましたでしょうか?
このブログ内容に聞きたい事が有れば
下記メール又は携帯電話へ連絡を下さいね!
メール:info@yandykensa.com
携帯電話:090-1183-5008
Y&Y設計事務所は
「住宅診断」を実施して
沢山の不具合事象を見ていますので
これらの
不具合事象を少しでも減少させる為に
売主側の
「建物状況調査報告書」に対しては
「セカンドオピニオン」は必須!
既存住宅の場合は
「住宅診断」は必須ですよ!
注文住宅の場合は
「新築各工程検査」や
「住宅コンサルティング」を
費用対効果の事も考えて依頼してみませんか?
依頼する事で
家族全員の幸せな暮らしを実現させませんか?
勿論
設計事務所として
住宅の設計相談もOKですよ!
毎日ブログを更新していますので
住宅の購入を考えている人は
他のブログも見て下さいね!
今回は、これで終わります。
※ご意見、ご感想がある場合はこちらからお願いします
昨日のウォーキング&ジョギング
距離8.4km 歩数は8,855歩
トータル511日目(休んだ38日間含む)
総距離4,785.8km
総歩数6,291,988歩